新居浜公演の翌日は広島への移動日でした。
四国を離れる前、何か忘れているような胸騒ぎがするのです。
その時ナリコが車内で叫びました。
「あーーっ!まだうどん食べてない!!」
というわけで最後に行っちゃいました。今治市内で。
「あーーっ!まだうどん食べてない!!」
というわけで最後に行っちゃいました。今治市内で。
広島県は廿日市市にやって来ました。
廿日市といえば世界遺産・日本三景の一つ宮島で有名ですね。
しかし我らの旅は海側の厳島神社には目もくれず、山側の一本道を進み今回の公演地さいき地域へ。20年前に合併した旧・佐伯町は人口12,000人。古代・安芸国から名が続く歴史ある山間の町です。
きっかけを作ってくれたのはこの地にお住まいの男性(Tさん)。
「歌旅座をぜひ我がまちへ」と手を挙げ声を上げてくれ、公演が実現したのです。
歌旅座フェイスブックにも「いいね」をしてくれるTさん、コロナで2年延期して
いましたがようやく「初めまして」を言うことが出来ました。
公演終了後は東へ走ります。
こちらも初めての町、岡山県井原市に到着しました。
ここ井原市は「デニムの聖地」と呼ばれ、日本で初めてデニム生地を生産、
今ではイバラデニムは世界的な生地ブランドだそうです。
公演会場の芳井生涯学習センターはこちらも合併した旧芳井町にあります。
山里を川が静かに流れる明るい町です。毎年春恒例の「小田川横断鯉のぼり」
(写真)は皆さんも一度はテレビや新聞等で目にしたことがあるのでは
ないでしょうか。
この地域にある芳寿大学(ことぶき大学)の芸術鑑賞イベントとして
開催頂きました。
落語や講座はあるが音楽コンサートは初めてだとのことです。
暫く失われていた「楽しみ」という機会を存分に味わっていただけていたら。
終了後読ませてもらったアンケートの「また来てね」の多さ、嬉しいですね。
廿日市、井原市ともまた来れる日を楽しみに我らも歌の旅続けていきます。
皆さん、お元気で。またお会いしましょう