道東ツアー最終地、知床・羅臼町へやって来ました。
これまで4回公演をしてきた羅臼町公民館は、コロナ禍に建壊され今ではサラ地に。
風景はすっかり変わってしまいましたが、ここには変わらない情熱を持った人たちがいます。
以前こちらのブログでも紹介した<ステージワークス>の人たちです。
裏方として、町のイベントを縁の下で支える心強いメンバーが文化協会さんと共に4年8カ月ぶりに我らを迎入れてくれました。
会場はオホーツク海の水平線を望む、春松地区にある羅臼町立・春松小学校です。
久しぶりの公演を楽しみにしてくれていた地元の方々、「こういうチャンスがないと行けないから♪」と往復12時間以上かけて遠方より来てくれた方、
「70年以上生きて来て、今日最高のコンサートを観た」とアンケートにコメントしてくれた方もいらっしゃいました。
会場全体が暖かく熱気に包まれた時間を共有しました。
公演終了後は、ステージワークスの仲間たちと労いの会を。
お祭りもイベントも全て中止となり、日常から「集う」ということが無くなっていた3年間。
同じ町内会にいるのに「久しぶり~♪」とお互い寄添いあっていたご婦人たちを見て、涙がでそうになったと語っていたメンバーもいました。
別れの日が来た 羅臼の村にも~🎵
我ら歌旅座にとっては遠いようで近い最果ての町。
町に入るには1本しかない国後国道(くなしりこくどう)はあいにく霧に包まれていましたが、次回は遠方に国後島が見えますように。
ステージワークスのみんな、そしてご来場してくれた皆さん、ありがとうございました。再会の約束の日までお元気で~。