2年ぶりの愛媛県新居浜市は、暑かった。今にも雨が降ってくるような曇り空。10月の冷涼な気候に慣れきっている道産子には酷とも言える気温と湿度が、キツかった。
それでもいつでも、私にとって新居浜は居心地が良いのです。なぜならたいへん貴重な「太郎ファン」がそこそこ存在してくれるから、そこそこチヤホヤしてくれます。そうしますと、気温と湿度の高さなんて大したことありません。へっちゃらです。
果たして開演するとお客様は徐々に熱狂してくれて、まるで公演のクライマックスを知っているかのように、どんどん盛り上がってくれます。舞台から客席を見渡すと、一人ひとりが歌と音楽に合わせてアクションを返してくれているかのよう。静止している人はいません。壮観でした。もちろん、お客様も暑かったと思います。でもそれを微塵も感じさせない楽しそうな様子に救われました。
太郎ファンもいましたが、いつものように太郎コールがなかったので、その奥ゆかしさに今回もホッとした次第です。
終演して搬出作業、気づけば黒い雲は消え去って夕焼け空。再会と再演を約束して新居浜から次の公演地へ旅立ったのでした。

新居浜公演
Photo by M. Ito