達ちゃんの写真展におじゃました後、お隣の東神楽町へ車を走らせた。
目的の住所を入れても辿り着けない。
思わず電話してみると途中まで迎えに来てくれた。
ギラギラの『センチュリー』で。

髭面サングラス作業着の強面おぢさんは、畦道や農道を誘導し、私たちを異世界へ導いてゆく。こりゃヤマトさんも佐川さんも大変だ〜。
大雪山の豊かな水が張られた見渡す限りの美しい田んぼ。気温26度の好天気も相まって、私たちの頬も心も緩む。

この莫大な土地を耕し、苗を植え、雑草を刈り、水をやり、収穫、乾燥、脱穀...
休む間もないだろうに、その笑顔はとても充実した輝きに満ちてた。
『ここが好きなんだよね』寡黙な奥様も瞳で頷く。

新米の季節には、歌旅トラックにお米を黙って積んでくれる。
石井さんのお米が美味しい訳、分かりました。
私たちは幸せです。

〈追記〉この日の朝ご飯が、うさぎさんが握ってくれた石井さんのお米のおにぎりだったこともまた沁みます。
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