北海道歌旅座コンサートスケジュール

歌旅座テレビ

カテゴリ : アリタ

北海道が記録的な猛暑になったこの夏・7月中旬。
ちょうどその頃、福島県の奥会津に行ってきた。
 
北関東での打合せと公演開催営業を兼ねての旅である。
5月に相馬、南会津と公演に来ていたので、比較的早いうちでの福島再訪となるが、
北から東北をおりてくるには遠く、あまり来れるところでもない。
そうであれば、この機会になかなか行けない町々を訪れてみようと思ったのである。
 
「浜通り」「中通り」「会津」と3つの地方に分かれ気候や文化も異なる福島県。
「会津」の中でも、
新潟との県境ここ奥会津は、冬は豪雪地帯だが山間の自然があふれ、
北海道と同じく<四季>をしっかり感じれるところ。
幕末の戊辰戦争の舞台ともなった、会津藩下の歴史のある地域である。
 
千葉県の流山での打合せの後、茨城、栃木のいくつかの町に寄りながら、
会津・下郷町の渓流沿いの一角にある小さな温泉街にたどり着いた。
民宿のおかあさんが、独特な会津訛りで出迎えてくれる。
 
「いらっしゃい。お待ちしてました。
 ここまで来られてさぞ、お疲れだったでしょう。
 さーさあ、お湯に入って」と。
なんだか時代劇に出てくる、まるで宿場の旅籠のようなおもてなし。
 
ただ、会話の途中聞き慣れない会津訛りは、タイ語を少々話せる私が
去年BOSS とタイからメコン川を越えて訪れたラオス人と話した時の感覚に
少し似ているから、面白い。
 
宿では、手作り感のある露天風呂と郷土料理、そしてお母さんの地元話に
すっかり癒された。
「コンサートが決まったらまた来てらっしゃい」
「貸切りにするから~」
 
翌朝、宿を発ち、奥会津の町村を廻る。
山間部を抜けては度々広がる只見川の横を車で走らせる景色が心地よい。
 
この日最後に立ち寄ったのが柳津町。
訪問先を出てふと見上げると、山岩の上から見下ろす存在感のある建物が。
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あっ、そういえば、、昨日の宿のおかあさんの言葉を思い出した。
「柳津にいったら、虚空蔵さんにお参りにいくといいよ」
 
せっかくだからと岩の梺までいってみると昔ながらの門前通りがあり、
名物・あわまんじゅうの看板が目に飛び込んでくる。
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元気のいいおかみさんが、「お茶いれるから、中で食べてって~」と呼び入れてくれた。
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そこでまた世間話に花が咲く。
僕たちは日本中を旅する歌の一座だと話すと、それじゃこの人達に相談すれば
いいよと地元の方も紹介いただいた。
 
「私は福岡から柳津に嫁いで45年、最初はなかなか馴染めなかったよ~。
でも今じゃここでしか暮らしたくないねー」
といいながら、地元で古くから食べるという、家庭用の梅の漬物もご馳走してくれた。
 
そうして、そのあと急な階段を上り、1,200年前に建てられたという圓蔵寺のお堂を目指す。境内に入ると、柳津のまちが一望できるパワースポットだ。
2~3日前の雨がなければ、只見川の水はエメラルド色をしているという。

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虚空蔵様には、奥会津の町々での公演が早く実現できるように祈願。
こうして過ごした、2日の奥会津の旅であった。
 
会津の三泣き>という言葉があるそうだ。
 「会津に来たときはその閉鎖的な人間関係に泣き、
 なじんでくると人情の深さに泣き、
 去るときは会津人の人情が忘れ難く泣く」のだと。
 
わずかな時間であったが、奥会津の“人情”にはすでに触れたような気がする。
 
歌旅座での公演の旅と営業の旅の糧を貰った奥会津。
まだまだニッポン全国には私たちの知らない町、景色、人との出会いがある。
これからも、その出会いを求めて。
 
 残暑、お見舞い申し上げます。
アリタ
 

2017年春。ある日のこと。
札幌・円山夜想でのライブを終えたあと、
歌旅座古くからの応援団のひとりでもある、O氏からの相談があり。
 
このO氏、<北海道農業と豊な食>を通して、地元、全国、そして世界を
盛り上げようということを生業に企んでいるお方。
O氏曰く、
「新しい試みで、夏に農園のビニールハウス・コンサートをやってみたいんだけど
どうだろう?」
 
これまで、お寺の本堂や、体育館、数々の公演を作ってきた歌旅座。
“屋根と電源があればどこまでも”の合言葉のまま、
「やってみましょう」と。
 
そうして、北海道の夏真っ盛りのこの日、8月6日昼下がり。
歌旅座初のビニールハウス・コンサートが実現した。
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場所は三笠市にあるすずき農園。
「MIKASA萱野プロジェクト・かやの畑祭り・夏」と銘打たれたイベントだ。
 
札幌から約1時間、三笠インターをおりてすぐのところにあるすずき農園は、
壮大な農場を利用しての稲刈り体験やリンゴの植樹、新鮮な有機野菜を使っての
農園レストランなど、新しいことに積極的にチャレンジしているところ。
コンサートをやるのは、もちろんはじめてのこと。
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*受付は野菜をいれたコンテナ前に。

舞台仕込みは、前日から開始。
実は、札幌・手稲のお祭りステージ前にメンバー全員で出動したのだ。
オーナーの鈴木さんの協力で、片づけられたハウス内の土の上に
機材用パレットと板、その上に歌旅座の舞台を設置。
一面畑のど真ん中、ハウスステージが出来上がった。
楽屋は、ハウスの横に停めた歌旅トラック号。
手作り感たっぷりの会場になった。
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コンサートは夏らしく、「昭和」「アジアン」「歌旅オリジナル」を盛り込んだ
スペシャルプログラムを約1時間半に渡りお届け。
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16:00からの開演といえども、ピーカンのこの季節。
明るいハウス内では、ご来場の皆さんの笑顔もいつもよりはっきりと
見えたステージ。 

こうして、熱く・暑いビニールハウスライブは無事終了。
帰りには、たくさんの旬の野菜をお土産で頂いた。
歌旅座もこの時期、彩り豊かで美味しい夏野菜のようなコンサートをお届け
できていたらうれしい。
 
これからもすずき農園でのイベントがどんどん進化し、食と音楽を提供できる
憩いの場になればと、願いを込めて。
 
 
夏がくれば思い出す はるかなミカサの 遠い空
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 写真:スマフォトグラファーTAKA(オールド・ウエスタン風)

皆さん、ありがとうございました◎
 

道南ツアー最終日、長万部・静狩から太平洋側を南へ下り、
2回目となる森町にやって来ました。
1868年(明治元年)榎本武揚・土方歳三を初めとする幕府軍が開陽丸ほか
8隻の軍艦で沖にやってきて上陸し、箱館戦争の幕開けとなったのがここ。
北部は噴火湾に面し、三方を山に囲まれた豊な自然と歴史のある・まちです。

2年前は駒ケ岳、大沼国定公園に近い、グリーンピア大沼での公演でしたが、
今年の会場は中心部に在る森町公民館。
開催したい場所のひとつが今回実現しました。

JUNCOとNARIKO、今日はName入りのサーモンズ・ポロで会場入り。
2人とも夏の勝負服ばりで似合ってますね。
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昭和の佇まいを残すいい公民館ながら、会場はエレベーターの無い2階ホール。
搬入は先の乙部町公演とおなじく、町の実行委員の皆さんの総出のお手伝い
により無事完了。
舞台仕込み中外では
「ほんじつーーもりまちこうみんかんでーーしょうわのうたコンサートがーー」
という公演宣伝の街頭放送がたびたび流れ、盛り上がりを感じます。

ニッポン全国の様々な公演地で、機材繰り・会場の特徴に応じて舞台仕込みを
行う一座、今日の音響・照明・映像のオペレートは下手(舞台前向かって左側)
の2階にダル、下にBOSSが2階建て式に別れて配置。
いつもとは違う角度からの画像をお届け。
開演前は、設置した座席いっぱいとなるお客さまがご来場。
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(フロア・オペ席から:スマフォトグラファー・TAKA)
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(2階調整室から:汗フォトグラファー・ダル)

さあ、ツアー・ファイナル森町、気合いも入る一座面々。
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蒸し暑い大変な一日でしたがここ森町のお客さま、そんな酷暑もなんのその、
暖かい拍手、歌声、最高の反響をいただきました。
歌旅座も熱いステージをお届けできたと思います。
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こうして「2017年初夏・道南をめぐる旅」ツアー無事終了。
熱く思い出に残る・歌の旅。
出会った方、ご協力をいただいた全ての方への感謝も込め、必ず戻って参ります。
またお逢いしましょう!

山口県下松市から車で約2時間。
広島県の南東端・福山市へやってきた。

ツアー中、せっかく訪れるまちがどんなところなのか、
どんな穴場や名物があるのか、
なんてなことを調べてみたりするのだが、
ここ福山は、瀬戸内海のちょうど真ん中あたりに位置する、
瀬戸内海式気候のまち。
夏にはいると、海風と陸風が入れ替わるときに無風となる、
いわゆる特有の「凪」がみられる。
海側の鞆の浦(とものうら)は、万葉集にも登場する歴史ある景勝地。
お正月の定番曲「春の海」は、作曲した宮城道雄が過幼少期に過ごした、
ここ鞆の浦の美しい風景をイメージしたらしい。
それが関係しているのか、福山はシェア70%を越える日本一の
琴生産地でもあるんですね。

春の海 ひねもすのたりのたりかな

季節はすでに初夏ながら、そんなゆったりしたイメージを
勝手にもって、福山へ向かう。
しかし、今日の福山は残念ながらツアー初の雨模様。
結構どしゃ降りだ。
かき消される、ゆったりイメージ。

そんなときは、まず一座の力となるご当地グルメを
求め、向かったのは公演会場近くのお好み焼き屋さんへ。
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そう、ここは広島なのだ。
生地が薄く、キャベツ、ソバの入った広島風の本場。
カウンター越しの鉄板にならぶどっさりキャベツ、
8人前のお好み焼きは、見ても楽しく、食べても美味しく。
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歌旅座一の粉モノ好きなチエ、ダルはセミダブルを楽に完食。
そんな私もツアー中、確実にお腹回りに違和感が。
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会場は、約1年半ぶりとなる、神辺文化会館。
悪天候で客足がどうなるか心配していたものの、
開演前にはそれを裏切る、会場いっぱいのお客さまが来てくれた。
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夜公演ということもあり、高齢者の方には時間的に遅すぎる感じもあり。
公演アンケートには、「次回はお昼の公演で」という方もいた。

とはいえ、約2時間の〈昭和のうたコンサート〉本当に楽しんでいただいた。
土地柄ももちろんあるが、昼公演でもまたこの地でやってみたいですね。
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福山の皆さん、そのときまでお元気で。
また、お逢いしましょう。

アリタです。
ツアー2日目、歌旅座メンバー全員が福岡に集合。
本日の公演地・北九州市へ。
 
九州(門司)と本州(下関)を結ぶ、関門橋があるここ、
これまでも何度も通過してきたところであるが、
コンサートは去年に続き2回目となる。
 
北九州市はとても歴史のある街。
さかのぼるところ、1400年前。
現在の北九州市は、豊前国と筑前国に2分されていた地区であったが、
645年(大化元年)に門司の地名の由来となる、古代の九州を統治した
大宰府の第1関所「門司ガ関」がおかれ、防人が配置されたことでも有名な地区。
なんだか、社会科の授業で聞いたことがあるような。。
北海道の開拓史とは比べられない歴史感だ。
 
その後は、1894年の日清戦争後にその賠償金で建設・整備され、
2度の世界大戦でも重要な製鉄拠点となった、官営八幡製鐵所は有名ですね。
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今や世界遺産にもなり、明治~昭和にかけて栄華を誇ったが、
時代の光と影を見続けてきた土地柄だ。
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今日の会場は、そんな八幡東区にある、八幡ロイヤルホテル。
窓からは、製鉄所の一部跡地に建てられた遊園地・スペースワールドの景観。
一方、ちょっと外を歩くと、地元の商店街は、昭和から続く古き良き佇まい。
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ここで、仕込み前に頂いたのが、小倉名物のうどん。
九州のうどんには珍しく、真っ黒な濃い醤油ダシ。
牛ほほ肉の煮込みスープに、生ショウガ、唐辛子をたっぷりといれ、
思い出に残る、なんともエスニックな味でした。
ツアー先で、その街々の歴史や文化、そしてそこに住まう方の人柄にふれること。
これも、旅の醍醐味ですね。。
 
さあ、そんなノスタルジックも感じる北九州市での公演。
コンサート会場にご来場いただいたみなさんありがとうございました。
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歌旅座のGO WEST ツアーは始まったばかり。
九州は、これから佐賀~福岡~鹿児島と続きます。

また、お逢いしましょう✋
 

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