うたたび ザ・コネクション


カテゴリ : ダル

丸一年ぶり兵庫県相生市にやって来ました。
この日は朝からサプライズがあり!?
宿泊先の姫路市内のホテルからトラックを出すとすぐ、横付け並走してくる1台の車… 
運転席の窓越しから「おーい!おーい!」とこちらに向かってなにやら叫んでいる。
正直変な輩に絡まれたかと思いましたが、横目で見ると笑顔のオッチャンだ。
窓を開けると「これから相生にいくんか?!見に行くからね!」と。
以前関西での別のまちの公演に来てくれていた方が歌旅トラックを見かけて声をかけてくれたのです。
そして今日も1時間かけて来てくれる。
ナンタルチーヤ。こんな偶然もあるんですね。

相生市内に入ると「ペーロンのまち相生」の看板を目にする。
何のことだろうか。
大正時代からこのまちに在った播磨造船所(現在のIHI)がルーツで
ペーロンボートまたはドラゴンボートという手漕ぎのボートレース競技が
祭りとともに毎年行われているのだそう。
ホールの緞帳には色鮮やかなペーロンボートの様子が描かれていました。
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兵庫県内はこの前日に緊急事態宣言が出たばかり。
にもかかわらず会場には予想を超える数のお客様が来てくれました。
そのありがたさ、嬉しさを伝えようと気合いを入れ、コンサートの幕開けです。

緞帳が開きまず登場したのは高杉奈梨子。
ソロアルバムのタイトル曲『晩夏』からの幻想的なステージからスタートです。
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今回のプログラム、我ら歌旅座の往年のレパートリー『また逢う日まで』や『涙をこえて』は
何年も応援してくださっている方には懐かしく、初めての方には新鮮に。
会場のボルテージも徐々にアップしていきます。IMG_2357

コンサートも終盤に差しかかった頃、JUNCOが今朝の姫路でのサプライズをご紹介。
会場に向かって呼びかけてみると最前列にその方が。
とっても楽しそうにタオルを振り盛り上げてくれていました。
♬あなたに会うために、あなたに会えるから この旅は続く♪

「相生は元気 、今もそしてこれからも」という地元の皆様方の〈気〉を私たち頂きました。
沢山のご来場ありがとうございました。
来年もまた会えるような気がしてなりません。
元気に再会出来ること、今から楽しみにしております。
 
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まだ陽も登らない早朝5時、冬の北海道の懐かしい感覚を一気に体に感じます。
外はまだ寝る前と変わらない暗さ、ガチガチに凍れていて車内で震えながらのこの出発が
久々の北海道ツアーの始まりを実感させてくれるのです。

道北へ向かうなり空知地区に入るにつれて怪しくなる雲行き。
通常降ったり溶けたりを繰り返し、氷が張っていく感じを確かめながら
徐々に運転感覚慣らしていき、本格的な雪道に備えるという感じを北海道の方なら
あるのではないかと思います。
自分もそのつもりだったのですが。
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いきなりの本格的な雪道で、更にはホワイトアウトまで。
北海道らしい景色といえばそうなのですが、まさかここまでとは。

手に汗握りながら向かった先は名寄市のEN-RAY(エンレイ)ホール。
ここを管理しているのは以前JUNCOと北埜うさぎがパーソナリティを勤めた
ラジオ番組「DiscoveryMusic.jp」を長年放送して頂いていた地元のFM局なんです。
番組が無くなってしまいましたが、今では公演のご協力という当時とは違う形で
ご縁がつながっているのです。

ご来場頂くお客様も歌旅座のコンサートは2、3回目、それ以上という方が多い
根強いファンの方が多い町。
なので規制が色々とある中プラス足元も本当に悪い中、
歌旅座を待ちわびていてくれた沢山の方にご来場頂きました。
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ホームグランドならではのオリジナルもいつもより多く演奏。
本州ツアーでも人気だった「どさんこどんどん」
この時期に合わせて歌旅座では数少ないX'masソングの「大人のクリスマス」
そして初披露の新曲まで内容盛りだくさんでお届けして来ました。

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地元北海道での今年最後のツアーがこうしてスタートしました。
半年間もコンサートが出来なかった本年ですが、
その分溜め込んだ力、北海道の皆さんと一緒に爆発させていきましょう。
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24日は宇和島市に滞在の【のり日】と言われている公演のない1日。
ホテルで公演機材の修理などを済まし、夕餉は地元のお店へ。
そこはなんと豊後水道で漁れたサバを活け造りで食べるのが名物なのだとか…
折角なので地元ならではの食べ方でいただくことにしたのですが、
捌かれた頭と尻尾がピクピクと動いている活きの良さ。
味はブリやカンパチを食べているみたいでサバと言われないと解らないほど。
貴重な経験をさせて頂きました。
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そして翌日は八幡浜市の市民活動センター。
このまちでの公演は3回目となりますが、今回の会場はまだ出来たばかり。
会館内はどこに行ってもピカピカ。まだ新築独特の匂いでいっぱいでしたが、
今後は沢山の方々が利用して馴染んでいくのでしょうね。
本格的な音楽コンサートは今回が初めてとなったようです。
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実は歌旅座初の四国はこの八幡浜市。
初公演の時から応援頂いている方々のおかげで、このご時世ながら
沢山のお客様にご来場頂けました。
特に女性達は明るく元気いっぱいで声援を送ってくれていました。
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またそれに応えるように熱い演奏を届ける奈梨子。
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その想いを歌で倍返しするJUNCO。
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もちろんサーモンズのステップにも力が入っております。

客席とステージの相乗効果で一体感に包まれました。

続いて訪れたのは同じく愛媛県の今治市。
今では世界でも有名らしい?いわずと知れた今治タオルの生産地。
実は数日前に会場を下見をする為に寄ったのですが、
その時に手拭い集めが趣味のJUNCOはしっかりとGET。

歌旅座のことを知らず「これからどんなのが始まるん?」と
とりあえず来てみたというお客様もいらっしゃいましたが、
コンサートが進むに連れて歌旅座ワールドに引き込まれているようでした。

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昭和の懐かしい曲はもちろん、披露したオリジナル曲にもひとりひとりに
伝わったような温かい拍手を頂きました。
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この後も四国後半戦から九州へ。
北海道を離れ東北から始まったツアーも大詰めです。
自分は北海道を離れまもなく一ヶ月。
残り1週間、更に気合を入れて熱いステージ届けて来たいと思います!
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11月は本州ツアーが目白オシ。
まずは東北ツアーからスタート。
深夜初の苫小牧発⇒八戸行きフェリーに全員で乗り込む。
ツアーに出た途端に飛び込んできたニュースで、
札幌に初雪が降ったのを知りました。
ギリギリ雪を避けて出発でき、ツイている歌旅座。


ここ八戸市は北海道から本州への玄関口とあって、たびたび訪れる
機会があった馴染みのまち。
最初にコンサートの提案に伺ったのは3年前。
しかしなかなかそう上手くはいかないもので…
毎年何度も連絡をさせてついに初公演となったのでした。
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街の中心に位置し、江戸時代には八戸城があったその場所に
今回の会場となった公民館がありました。
庁舎も隣接しており、今も市政の中核を担う場所となっています。

ザ・昭和のたたずまいを残すこの会場で昭和の歌コンサートの幕開けです。
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今年の2月に訪問していた最中にコロナウィルスの波が一挙に
押し寄せ、北海道に戻ることになったのは記憶に新しいこと。
ナリコもこの間に作り上げた曲を披露します。
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会場には前回ひょんなことで知り合い、近隣公演中止となって公演には
これなくなった方の姿も。
開催地での再会は嬉しいものですね。

そして翌日は中心街から車を走らせること20分。
八戸市の南部、南郷地区にある南郷文化ホールへやってきました。
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ナント今回はお初に関わらず市内2公演の開催だったのです。

元々は南郷村という街でしたが2005年に合併し八戸市へ。
ブルーベリーなどのフルーツや南郷そばなどが有名らしく、
近くの道の駅にはひっきりなしに車が出入りし賑わっていました。
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会場には地元の方々が久しぶりの生の音楽を楽しみに集まってくださいました。
昨日と2日連続で来ていただいていた顔もちらりほらりと。
ホールもスタッフの方々もとても素晴らしく、お気に入りの会場のひとつに。
終演後にも是非再演したいとメンバー内でも話しておりました。
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新しい友の町になるまで再演を重ねて行きたいと思います。
八戸の皆さん、お元気で。

ここから1ヶ月間の長いツアーです。
冬から逃れるように南下していくのですが、
次に北海道に帰るのは12月になってからなのでその頃にはだいぶ雪も積もっているかな…

まずは東北の公演もまだありますので、どんどん盛り上げて行きますよ。
お楽しみに。
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ツアーも後半に差し掛かったところで、公演もひと段落で2日間の休息。
そんな日に訪れたのは滋賀県近江八幡市。
ツアー中のせっかくのお休みなので珍しく全員で観光へ行ってきました。

まずは『水濠巡り』
その名の通り自然豊かな水郷と八幡堀を手漕ぎ船で巡って行きます。
天気にも恵まれ、船頭さんの軽快なお話と心地いい揺れに、
日本一遅い乗り物と言われているほどあって90分ゆったりと船にゆられました。
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そしてやはり滋賀県といえば誰もが思い浮かべる『琵琶湖』を拝まなくては。
一望できると聞き向かった先は八幡山ロープウェイ。
みんなロープウェイに乗ったのは何十年振りだろう、
なんて話しをしているうちに頂上へ。
琵琶湖が大きいのは知っているが実際は海かと思えるほど圧巻の大きさでした。
まるで瀬戸内海を挟んで四国から本土を見ているよう。
それでも埋め立てて今の大きさで、昔はもっともっと大きかったそうです。
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心身ともにリフレッシュした翌日は日本三大商人の1つ、
近江商人発祥地とされている滋賀県日野町での初公演でした。
コンサートの終盤にはやはり見たからには歌います『琵琶湖周航の歌』。
NARIKOのバイオリンから始まり、JUNCOがピアノで合わせます。
そうすると自然と小さな小さな合唱が。
お客さんは声を出して歌ってはいけない最近のコンサートですが、
 マスクの中でそれぞれが小さくつい口ずさんで発生した本当に小さな合唱で、
しかしそれも哀愁が漂う故郷の歌といった感じで温かい雰囲気に包まれました。
 
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またお会いしましょう。
琵琶湖の思い出に後ろ髪をひかれながら、次の公演地へGO。

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