うたたび ザ・コネクション


カテゴリ : ダル

いよいよ始まります、近畿・四国コンサートツアー。
歌旅座にとって、2020年最初の公演です。
何度か訪れた友の街や初めての街。
どんな出会いがあるのか、訪れるほどに楽しみが増えていきます。

先日の鼻の手術ですが、出発の日の朝は退院後初の検診でした。
やはりツアーに出るにはしっかりと整備していかなくては。
結果、術後の経過はバッチリ、呼吸スッキリ、
人生初の空気の通りに驚いております。 

しかしながら、脳に酸素が送られ頭の回転が速くなるのでは…
という期待は見事に裏切る結果となり、
「なんにも変わらないな」と言われてしまう始末。
それでも自分だけは気分爽快で出発、いざ航海へ!

久々のフェリー、今までに感じない潮風を
感じれるかとワクワクしながら出航しましたが、
なんか寒かったし、暗かったし、そそくさと就寝。

翌日のお昼。
窓から見えた空は青く波も穏やか。
「今がチャンス」と、デッキへと小走りするデブ独り。
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ん〜潮風が鼻孔に染みるぜぇ〜。
こんな経験、生まれて初めてだ。
海とはこんな香りがするんだ。
もしかしたら、これからどんどん嗅覚も
頭も冴えてくるに違いない…なんて思っております。


では各会場でお会いできるのを楽しみにしております。
みんなの匂いを嗅いじゃうぞ。



 
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もう一昨年の暮れの話しですが、生まれて初めての入院&手術という経験をして
ブログにもその時の様子を書かせてもらいました。
前回のブログを読み直してみると、『病気のデパート』なのに次の手術を残して、
気がつけばあっという間に1年が過ぎていました。 

そして今、新年早々に2度目の手術を終え、病室からパソコンをポチポチしております。
今回治したのは鼻。
『鼻中隔』という鼻の真ん中の仕切りがS字に曲がっていて穴を狭くしているという症状。
やはりこれでは脳にちゃんと酸素が行き渡らないですよね?!
どうりで言われた事、聞いた事をすぐ忘れたり、物覚えが悪いと思ってたんです…
悪いのは俺じゃなくて、鼻だったんですねぇ〜。。。

今年から主治医が変わり、かなり不安なるくらい説明下手だし、ギリまでしない。
しかも当初は右の鼻と聞いていたのに、直前に両方の突貫工事と知る。
どれくらい直前かというと、手術室に入って眠らされる3分前くらい。
もう急すぎて「あ、そうなんですね」くらいしか言えないです。
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※説明下手な主治医が書いた俺の鼻の断面図

始まった手術は曲がった骨を削り真っ直ぐに、無駄に分厚くなった粘膜も切除し拡張。
約2時間半後に麻酔から覚め、無事生還。
その姿はパンパンにガーゼが詰められていて、完全に送られ人。
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※まだ朦朧としている術後すぐ。
カラーだと生々しいので、白黒に加工したら送られ感が増してしまいました…

口呼吸のみのこの状態で3日間。
完全に嗅覚がないとどうなるか知ってますか?
飲み物は全て無味の水と同じ、
食べ物も食感とかすかな五味を感じる程度で何を食べてるのか全然解らないんです。
調べてみると味覚とは80~90%が匂いで、舌で感じるのが20%以下なんですって。
なので逆に何でも食べれる気がしていました。

そして今日(10日)です。
待ちに待ったガーゼが取れる日がやってきました。
今まで感じた事のないくらいの空気の量が通って行くだろうと、
期待に胸を、いや、鼻を膨らませ診察台へ。
その結果…ジャーン!!

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 新たに綿を詰められました。。。
 
というのも、また診察台に上がるまで説明されずに知らなかったのですが、
実はガーゼを抜く今日が一番地獄の日だったのです。 

まず看護師さんが開口一言目に「痛み止め飲んでもらってなんだけど、絶対痛いから」と。
血で汚れないようにエプロンを掛けられ、吐血用のトレイとガーゼを持たされる。
この時点で前回の吐血して再手術した事がフラッシュバック!

右に6本、左に7本入っているらしい。
勝手な想像ではマジシャンが口から出す万国旗のようにスルスルと出てくるものだと…
でも実際は団子状態で半分固まってるのを鼻の中で無理矢理ひっぱり出していく。
それも素直に出る訳はなく、絡まって出てこなかったり、塊ごと引っ張ったり。
出せば出すほど鼻と口からは血、額からは汗、目からは涙が流れ、
全部終わった時には顔面中ベチョベチョでどこまで血で汚れたのか解らないぐらいだった。

一時的な止血はしたものの、完全に止まってはいないので流れないように
入り口だけ綿でツッペをしている状態。
結局退院までこのままらしい。

病室に戻ってから看護師さんが教えてくれました。
鼻の手術は、手術よりもガーゼを抜く時の方が大イベントで大変なんだと。
この治療法じゃなく、何か違う形で進歩しないと患者が可哀想だと思っていると。

それを聞いて自分も思いました…
なぜこの病院は全て誰も先に教えてくれない!!
いきなりすぎて覚悟とか気持ちの準備が出来んて!

脳にたっぷり酸素を送れるようになるものあと数日かかりそうです…。
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今日はクリスマスイブですね。
皆さんはどのようにお過ごしですか?
歌旅座のお客様の年齢層を考えるとお孫さんとおウチで
パーティー などがきっと多いことでしょう。

歌旅座の一発目のクリスマス公演は、毎年恒例となりました
岩見沢市の市民交流施設『であえーる』JUNCOとNARIKOの
サプライズ・クリスマスコンサート。
今年もサーモンズの3人がウサギの耳!?いやいや、トナカイの角姿で登場!
2人のサンタのお供として会場を一足早いクリスマスへ誘います。
サプライズというネーミングが付いているものの、
近隣の応援団の方々はさすがにご存知。
6年連続で来ていただいている〈常連さん〉もいらっしゃいました。
公共のひなた広場の昼下がりに響く、JUNCOとナリコのハーモニー。
何も知らずに偶然出くわした買物帰りのお客様の中には、
サプライズな歌のプレゼントによほど感激されたのか、
客席で音響・照明のオペ中の自分に一方的に話しかけて来る方も。
何せ本番中、こんなときは対応する余裕がなく悪いことをしましたが、
このお客様、きっとまた来年も来てくれるでしょう。

師走の慌ただしい憩いのショッピングモールを今年も賑わせてきました。
合言葉は、来年もここで「であえーる」。

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翌日は長沼町公演。
長沼初の『フォークソングの広場』をお届けして参りました。
今年2月に続き2回目。
複数回やっている会場の場合、着くやいなや「あっ、ここか」
と前回の会場セッティングを思い出す事が多い。
しかし全く思い浮かばず、一から考えて仕込みをする事態に。
二日前から試みている禁煙によるモヤモヤ病なのか、
オイラのもともとの前頭葉が悪いのかは不明だが、大反省。
事前確認を怠ってしまったのであった。
というのは会場によって舞台、照明の操作方法、機材繰りは
古今東西、千差万別。
普段はBOSSと並び、客席の中での音響や照明を操作というのが普通。
ただ今回はBOSSと離れ、客席の最後部にして上部、
調整室からの操作に。
「えっ、今日ダルいないんじゃない?」という日は、
「上」にいるのです。
お客様からはほぼ見えない場所。
ステージはこんな感じで見えています。

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開演前や休憩中の暇つぶしに『ダルを探せ』なんていかがでしょうか。
それにしても長沼町、前回の「昭和の歌」よりも増して盛上りました。
お寒い中ほぼ満員のご来場、ありがとうございました。

さてクリスマスも真っ只中。
今日は札幌手稲、明日は喜茂別でのクリスマス昭和のうた
スペシャルコンサート。
歌旅座と共に過ごすのはいかがでしょうか?
今年の公演も29日の大忘年会とあわせてあと3つだけ、
まだ間に合いますよ!
是非、各会場でお待ちしております。
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約1ヶ月間の長いツアーを終え、北海道での久々の公演は
JUNCOが育った故郷の恵庭市。
ラジオ番組DiscoveryMusic.jpでも大変お世話になった
地元のFMラジオ局、e-niwaさんの開局10周年に合わせてのコンサート開催です。
2019年は歌旅座も10周年だったので、ダブルでおめでたい1日となりました。

久々に演奏するオリジナル曲に、出演者も自分も開演前から
なんとも言えない緊張感があり、初心にかえるような気分でもありました。

いざ開演すると、演奏曲には厳かな雰囲気や懐かしさがあり、
また、以前とは違う新鮮さも感じます。
それは聴いている自分が昔と変わっているという事かもしれないですが、
JUNCOの今ならではの伝え方もあって染み込んでいくように思えました。
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恵庭は歌旅座の結成時からのファンの方も多く、
それぞれにオリジナル曲に対する思い入れを持っていらっしゃるので
改めてお届けできて良かったと思います。

そしてありがたい事に、北海道各地にはオリジナル公演を
待ち望んでくださる方が沢山いらっしゃます。
「歌旅座のオリジナル曲はいいよね」と言って頂けるファンが
もっと増えたら嬉しいですね。

聴いてみたい、久しぶりに観たいと思った方、
今年はまだ聴けるチャンスがあります。
11日の旭川市公演もオリジナル曲の公演となっておりますので是非ご来場ください。
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旅の醍醐味、ご当地を感じるのに食事は大切ですよね。
ツアー中、なるべくは現地の食材や料理を食べようってよくなります。
毎日のステージを頑張る為の元気な源をご紹介します。

11月16日、岐阜県高山市奥飛騨郷へ前日入り。
移動中には地元で愛されているうどん屋さんで腹ごしらえ、やはり人気店でぞくぞくとくる客さんで関間埋まり待っている人まで、食べ終わる頃には駐車場に車も入りきらなほど。
お店一押しのカレーうどんはコシ強い麺とスパイシーなつゆが美味、さらに卵黄を絡めるとまろやかに変わり大満足のエネルギーチャージ。
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到着するや否やで温泉に浸かり、食事は温泉宿らしく御膳でいただいたのですがどれを食べてもおいしい。
その中でも『ニジマスの塩焼き』が身がフカフカ、尻尾のパリパリ感と塩気が最高でした。
マスというと鮭くらいの大きい魚をイメージしてましたが、こちらでは川での小ぶりマス釣りが盛んなようです。
旅先で頂いたお酒も一緒に、たまらない晩酌タイムでした。
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心身共にリフレッシュされ、翌日のコンサートも歌旅座もお客さんも大盛況。
お客さんも元気なのは毎日温泉に入って元気を養っているのですかね?

翌日は富山県富山市での公演に来てくれたのはFaceBookにも書いてあるMr.Gさん。
ようこそ富山へと、早速ご当地おにぎりを持って会場入りしました。
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食べ物以外にも有名なのが『富山の薬売り』
二日酔いになるJUNCOに必要だと買ってきてくれたのは昭和のパッケージを今も残した頭痛薬でした。
いろいろ富山の情報を紹介出来るように考えていてくれたようです。
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公演後の夕食は今やカップ麺も販売されるほど有名な『富山ブラックラーメン』
そこ以外は本物じゃない、せっかく食べるなら発祥のお店にとMr.Gさんの言うまま向かった結果がこのFaceBook記事です。



この血圧が爆発的に上がりそうなしょっぱさと、その後の喉の渇きと戦いながら富山をあとにしました。
しかしそれはそれで思い出深く脳裏に刻まれ、楽しい話のネタとなっていくのです。

翌日は滋賀県長浜市での公演は本番直前まで実はみんなお腹を壊していたのですが、幕が開くとなんのその。
アドレナリン全開、全力のステージで盛り上げ、終盤には琵琶湖周航の歌を大合唱して終演となりました。

歌旅座まだまだ元気で旅してます! 
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