うたたび ザ・コネクション


カテゴリ : 司会太郎

ごきげんいかがですか。司会太郎です。
このたびの東北コンサートツアー、ファイナルの地は秋田県大館市。2020年2月以来、3回目の訪問となる市民文化会館・ほくしか鹿鳴ホール。前回から3年近く経ったわけですが、ようやく戻ってこれました。
寒い師走の月曜日、昼間。ここに足を運んでくださったお客様は、コンサートを思う存分に楽しもうという勢いでステージに小気味よく反応してくれました。
今回の東北ツアー、どこの会場でもそんなお客様が多かった印象です。居心地がいいし、食べ物が旨い。それで最高の反応をしてくれるのです。なにしろ北海道のお隣ですから、もっと頻繁に訪れたいですね。
ここ大館は、秋田名物の「きりたんぽ」発祥の地だと聞きました。じっくりと腰を据えてきりたんぽにかぶりつきながら、日本酒「北秋田」をたっぷりと堪能したい。そのようにナリコがつぶやいておりました。
ちなみに、「北秋田」はご当地の蔵元である(株)北鹿が発売しており、同社は市民文化会館の愛称「ほくしか鹿鳴ホール」の名付け親でもあります。なんか、うらやましい。
そして、歌旅座一行は、北海道へ帰還する日を迎えます。
東北のみなさん、ごきげんよう。
写真は、ほくしか鹿鳴ホールと、「大ダテ男」と自称するケーゴ。


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ごきげんいかがですか。司会太郎です。

札幌の歌旅座ホームステージ〈円山夜想=マルヤマノクターン〉で
開催された『年忘れ 歌旅のど自慢 全員集合!』。
一般のお客様が歌旅座メンバーと共演するコーナー「歌旅のど自慢」は、
4月29日・昭和の日公演を皮切りに、以降、5月・6月・9月と回数を重ね、
いよいよこの12月に過去の出場者が集結、
クリスマスシーズンにふさわしい豪華なステージとなりました。

 
開幕を告げる第一声は、なんと、アリーが担当、
「昭和枯れすすき」をBGMに着流し姿で口上を披露。
直後にJUNCOが颯爽と登場して2曲を歌い上げます。
 
そして、過去の出場者が集まった「歌旅のど自慢」のスタートです。
司会太郎がトップバッターのボノちゃんを紹介、
そのみずみずしい歌唱でJUNCOと1983年の大ヒット曲、
あみんの「待つわ」でお客様のご機嫌を伺います。
 
続いての出場者、ヒラバヤシ・アキヒトさんがギターを携えて、
2003年発売の長渕剛「しあわせになろうよ」を
JUNCO・ナリコと共に聴かせてくれました。
ところが、所用があるというヒラバヤシさん、
歌い終わるや否や脱兎の如く会場を後にしました。
本人曰く「歌い逃げ」。お忙しい中を出演してくれて感謝です。
 
3組目は、ナルミ・ミユキさん。ご主人ケンイチさんのギター、
ナリコのヴァイオリンのバックアップを受けて、
1977年・しばたはつみ「マイ・ラグジュアリー・ナイト」を再演、絶唱、喝采。
 
第1部のラストは、カマダ・エツコさん、イシグロ・アキコさんの2人。
初出場だった5月にも衣装に凝っていましたが、
今回もなにやらミツバチのコスチュームでステージに。
曲は1972年、平田隆夫とセルスターズの大ヒット曲「ハチのムサシは死んだのさ」。
エツコさんとアキコさんはこの曲では踊りに注力、歌うはJUNCO。
そこへやはりミツバチ衣装の司会太郎が乱入、3人で陽気で奇妙な蜂踊り。
けっこう、ハードなんですよ。

 
さあ、第2部。
ここで登場するのは、第1部で奥様の陰に隠れて控えめだった、
ナルミ・ケンイチさんが満を持してご出座。今度はメインで、
フォークデュオ、風の1976年「あの唄はもう唄わないのですか」で、
JUNCO・ナリコを従えてキメます。渋い選曲です。
純粋なフォークソングに会場もしっとり。やりましたね!
 
お次は、個人的に楽しみにしていたタナカ・トモユキさん。
9月の初登場時は緊張しすぎて顔面蒼白となっていたトモユキさん、
今回は自信満々なご様子。練習を重ねてきたようです。
1993年のヒット曲で双子ユニットVOICEの「24時間の神話」でアリーとデュエット。
息の合った2人、たまにトモユキさんが鳥羽一郎のように見えるのはご愛嬌。
 
そして、もう1曲もデュエット曲。6月に登場したフジサキ・アキさんが
ケーゴと再び歌う「償いの日々」。1987年の財津和夫と原みどりがオリジナル。
バラード曲ではありますが、ケーゴが歌いながら思い入れタップリの演技を披露——
うつむいたり後ろを振り返ったり——する中、アキさんはそれに惑わされることなく
じっくりと歌い上げてゆく姿が印象的。のど自慢のラストを飾ってくれました。
のど自慢
 
最後は歌旅座のオリジナル3曲をお届けしてお開き。
のど自慢

出演できなかったヨシダ・サトシさん、カリンさん、
次回も「歌旅のど自慢」、あるかもしれませんよ。
その際にはどうぞよろしくお願いします。
 
私たちにとって、まさにオールスター出演の
「年忘れ 歌旅のど自慢 全員集合!」。忘れられないひとときとなりました。
みなさん、おつかれさまでした。
 
それでは、ごきげんよう。

(*写真提供=なっち)
のど自慢
 
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ごきげんいかがですか。司会太郎です。

11月12日に滋賀県湖南市でスタートした晩秋の西日本コンサートツアーも、
過日の広島県竹原市で幕を閉じました。

そして、居残りの太郎は、歌旅座にとって
難攻不落のエリアと呼ばれている山陰地方に滞在しています。
島根・鳥取・兵庫北部の各ホールに、コンサートのご提案をするためです。

実際にご担当者にお会いすると、
「遠くからよくきてくれましたねえ!」と歓迎ムードのなか、
和やかに会談できます。もっと以前から訪問したかったと思うのでありました。

日本海にほぼ沿って伸びる山陰道は、ただの横移動ではありません。
その前方に広がる風景はとても新鮮。
山から山へとクネクネと曲がる県道も楽しみのひとつ。
もっと深くこのエリアを分け入りたいものです。

鳥取県米子市のホテルに1泊、その近所に「咲い地蔵」がありました。
調べると「咲い」は「わらい」と読むんですね。
そして、この地蔵さんの隣の石碑にはこう書かれています。

「念ずれば花ひらく」。

山陰に歌の花を咲かせに行きます。その日が楽しみ。

それでは、ごきげんよう。

咲い地蔵(鳥取県米子市)
 
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ごきげんいかがですか。司会太郎です。
 
西日本ツアーは好評開催中、
今回は川西町と四條畷市の公演をリポートしましょう。
 
2018年と2019年に訪れた奈良県川西町。
会場に到着すると活気をダイレクトに感じ取ることができました。
川西文化会館

総勢10名ほどのボランティアスタッフのみなさんが
歌旅座を出迎えてくれたのです。
久しぶりの再会、新たな出会い。
それはそれは微細にわたってお手伝いしてくれるのであります。
過去2回もそうしてくれたように、なんとも懐かしい経験を味わいました。
 川西スタッフ


翌16日は、お馴染みの大阪府四條畷市。
こちらも協力者に助けられた公演です。
四條畷会場

地元にお住まいのTAGAさんを筆頭に、大いに盛り上げてくれました。
来場者全員に配布する手作りのうちわを用意してくれたり、
最前列に陣取っていっしょにダンスをしてくれたり。
お客さんがうちわを振り回すのを舞台から見るとジャニーズ気分。
最前列ダンスは、目がチカチカしましたけどね。
 四條畷うちわ


どちらの来場者も大いに楽しんでくれたようです。
全国を幾度も転勤してきた経験を持つある人は「歌旅」を聴いて号泣、
何度聴いても毎回泣いてしまうので困ってしまうとおっしゃっていました。
今度はバケツ持参で観に来てください。
 
次のまち、楽しみです。
それでは、ごきげんよう。
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ごきげんいかがですか。司会太郎です。
 
「中秋の名月」は、必ずしも満月とはならないこともあるそうですが、
2022年は最高のタイミングでまんまるお月さんが出現。
みなさんはご覧になれましたか。

この日の昼間、歌旅座のホームステージである、
おなじみの札幌〈円山夜想=マルヤマノクターン〉で開催された
北海道歌旅座ザ・コンサート『円山昼会』の模様をレポートしましょう。
 JUNCO、颯爽と登場
司会の北埜うさぎが呼び込み、永六輔・中村八大の
ゴールデンコンビが放った「黄昏のビギン」でJUNCOが颯爽と登場、
つづいて人気のオリジナル曲「人生は虹色」でナリコと共演。
 
そして加わったのが、円山夜想の店長でベースギター担当の本間店長に、
東京よりの使者、もはやセミレギュラーのギター・下谷淳蔵氏。
ステージの4人は柳ジョージの名曲
「青い瞳のステラ 1962年夏…」で観客を魅了、
さらにはナリコをメインにクラシック音楽の人気曲
「韃靼人の踊り」を大胆解釈で披露、拍手喝采を浴びたのでした。
 韃靼人の踊り
ヤングなケーゴの出番、今回はシックな装いに
メタルフレームの眼鏡でステージに立つ。観客、軽くざわめく。
歌うは「逆流」。合間に挟まれる彼の熱いタンバリンの連打は、
眼鏡を揺さぶり、しまいには華麗に吹っ飛んでいく。
やすきよの漫才を思い出したのは自分だけではないはず。
 
チープ広石の作品「セイム・オールド・ストーリー」で第1部の幕。

 4台のカメラで記録
第2部は、「もしもピアノが弾けたなら」の作曲や
NHK「おしん」の音楽を手がけた坂田晃一の
「旅路」をナリコのソロでしっとりと。
 
そしてすっかり大好評となった〈歌旅のど自慢〉コーナーへ突入。
お一人目は北海道むかわ町から、タナカ・トモユキさん。
吐きそうなほど緊張しているタナカさんの歌旅座パートナーはアリー。
歌うは北海道出身の双子ユニット・VOICE、
1993年のヒット曲「24時間の神話」。
冷静に歌唱に徹するアリー、尻上がりに調子を上げていくタナカさん、
対照的なコンビ、リハーサルなしのぶっつけ本番でお見事!
 
お二人目は札幌在住のシンガー・ソングライターCARIN (カリン)さん。
歌旅座結成前の2008年に、チープ広石のプロデュースによる
作曲家・林哲司さんの記念CDのレコーディングで出会いました。
パートナーはセミレギュラーの下谷淳蔵さん。
この二人も同じ2008年に東京のステージで共演済み。
林さん作曲、竹内まりやの「セプテンバー」です。
CARINさんの軽快なヴォーカルは今の季節にこそふさわしい。
こちらもリハーサルなし、14年のブランクを感じさせない再演に
こちらもお見事のひと言。


佳境に入った第2部の後半は、歌旅座オリジナルソング
「青春の轍」「日々是乾杯」「どさんこどんどん」の連発でアツく盛り上げ、
アンコールの「悲しいことは数あれど」で会場一体となってお開き。

終演後はまだ明るかったのですが、
ライブの余韻に浸って自宅でちょいと月見酒、
なんていうのもいいですね。

次回の円山シリーズもお楽しみに。
それではごきげんよう。
リハーサル中、光彩のJUNCO
 
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