うたたび ザ・コネクション


カテゴリ : 日々のこと

ごきげんいかがですか。
司会太郎です。

本年からスタートする不定期コラム「太郎's View」
「View(ビュー)」とは英語で「見ること・視界・光景・見識」などの意味。
つまりは、司会太郎による独自の視点で物事を見つめてみようという、
およそ恐れを知らず罰当たりな上から目線の生意気な内容。
きっとすぐに打ち切られる連載です。


お題1:森喜朗・東京オリ・パラ組織委員会 会長
やってしまいましたね。
このヒトは総理大臣のときから多彩な舌禍でお騒がせしていましたが。
とある会議で情報技術の「IT(アイティー)革命」
意気揚々に「イット革命」とおっしゃった際には、
テレビを見てて思わず笑い崩れた記憶があります。
きっと、同席者は顔を真っ赤にして、
(今回のように)黙ってうつむいていたに違いない(個人的想像)。
「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、
これからも「嬉々として森を見る」ことにします。
だけれども、イット以外の失言は笑えない。


お題2:手を使わずに着脱できるスニーカー、ナイキが発売へ
以前に当ブログでスニーカー「オニツカ・タイガー」の話題がありました。
久しぶりに、いわゆる有名メーカー品の靴を履いて盛り上がったところ、
やはり有名なナイキ社からこんな靴が発表されて。
手や指や靴ベラを使わずに脱ぎ履きができるスニーカーですよ。
サンダルではなく「靴」であるところが画期的。
これ、しゃがまなくてもいいので、膝や腰が悪い方にこそ朗報かも。
あるいは、酔っ払って帰宅して、あたかも欧米人のように
靴のままリビングルームを闊歩する機会も激減するはず。
でも、ちょっと恥ずかしい色合いの製品ですね。

 
お題3: 歌旅座と繋がってくれた人々
2021年最初の全国コンサートツアー、無事に完遂できました。 
本当に安堵しましたが、近隣のホール担当者も観に来てくれましたよ。
以前に開催してくれた方、今年後半に公演を計画してくれている方、
公演延期になったホールのご担当者はご家族連れで。
高知では、歌旅座の活動拠点である札幌市円山に
ご実家がある方がお越しになって、不思議でうれしいご縁です。
高知かるぽーと
1月20日の会場となった高知市文化プラザ かるぽーと


また、一般のお客様の中にも熱心なファンがいらっしゃって。
関西中心に過去13回も歌旅座公演にお越しいただいたおかあさんとは、
司会太郎と養子縁組できるくらいに親交を温めてきました。
和歌山城
勇壮な佇まいの和歌山城。1月23日のかつらぎ町公演の前日に撮影


みなさんが一様に、
「遠くの北海道から、わざわざここまで来てくれてえ」
なんてことをおっしゃるのですが、
みなさんのおかげで、そんなに遠く感じたことはありません。
はじめての土地でも、複数回訪れた街でも、
これからも陸海空の交通手段を駆使して伺いますよ。



お題4:交通標識
交通標識
軟体異星人に拉致される触角をもった小型生命体。
昨年11月8日の会場となった盛岡市・岩手県民会館の駐車場で撮影


今回からはじまった「太郎's View」。
評判悪ければ、別の企画に変更します。

それでは、ごきげんよう。

 
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お久しぶりでのうさぎです。
皆様 昨日豆まきはしましたか?
ずっと、ずーっと節分は2月3日、立春は2月4日と
慣れ親しんできたのに、今年は124年ぶりに2日が
節分、3日が立春とのこと。
これも地球と太陽の位置関係を基に、国立天文台
が割り出した二十四節気によると今年は1分だけ
立春が2月3日に食い込んだためーーーーという、
何ともこう説明されると「ハイ、そうですか、
それはようございました」としか言いようのない
事だと思われ。
ともあれ、暦の上では春の始まりであっても北国に
於いてはまだまだひと山もふた山も厳しい寒さを
迎えうつ、そんな立春、そんな2月3日です。

立春といえば炒飯……炒飯?
全く脈絡がない話なのは承知の上、季節のご挨拶は
終えたのだから好きな事を書かせて!!

炒飯はお好きですか?
雑で大雑把でとても褒められたものではないが、
料理するのは好きなので、馴染みのある料理も
バリエーションだけは増やしている。
中でも昔から家人が皆、炒飯、広い意味での
「炒め飯」が好きなので自ずと増えていった。
今日はそんな『うさぎの炒飯』を勝手に押しつけ公開。

・普通の炒飯
 町の中華屋のようにハムや焼豚、玉子、玉ねぎ
 ピーマン等を中華だしで炒める。
 仕上げに長ねぎの青い部分のみじん切りと日本酒
 をひとまわし。
・イタリアン 
 ソーセージ、ベーコン、パプリカ、玉ねぎが主。
 ハーブソルトで味付けしてイタリアンパセリと
 黒コショーを効かせて。
・バターしょうゆ、チーズ
 みじん切りのにんにくと玉ねぎ、ベーコンを炒め
 しょうゆでしっかり味をつける。
 火を止めて、溶けるチーズをまぜ入れる。
 盛りつけて粗挽きの黒コショーをたっぷりと。
 これは「円山夜想」の前身「エイジアン・ブルー」
 時代の定番メニューに組み入れていた。
 アリタ氏お気に入り。
・チキン・ライス→オムライス
・メキシカン
 チキンライスとほぼ行程は一緒だけど、ケチャップ
 にカレーペースト、カレー粉、チリパウダーを混ぜて
 味付け。
・石焼きビビンバ風
 焼肉のタレで味付けした豚こまやひき肉を炒め、
 ほうれん草や人参、時にキムチも入れて豆板醤と
 コチュジャンで味つけ。
 しっかりと焼きつけて所々おこげを作るように
 している。
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(画:ヂュンコ・ゲイブリエル)

等々、作る頻度の高いものを取り上げてみた。
最後に、手間入らずで自分一人の賄い飯をひとつ。

・ごま油でご飯を炒める。
・ほんの少し塩をふった後、しょう油でしっかり
 味をつける。
・火を止めて玉子を割り入れ手早くかき混ぜ半熟
 状態にしてかつお節を踊らせる。
・仕上げは一味唐からし。

包丁もまな板も使わずに作る、さしずめ玉子かけご飯
の炒飯バージョンかな?
主婦のお昼ご飯のような物と思ってくだされ。

まだまだ外出も外食も思うようにはならない中、
家族の、自身の食を整えることが時に気持ちの上でも
大きな負担になることもあるでしょう。
でもやはり食べることは生きること。
少しでも苦しい時を前向きに乗り越えられるように
豪華じゃなくても豊かじゃなくても楽しい食卓で
あって欲しいと願っています。

食べる事が大好きな歌旅座の面々も日々痩せること
なく、立春を迎え冬を乗り越えようとしています。
思えば、JUNCOという白飯を中心にメンバーが
様々な具材となり、色々な味つけで仕上げていく、
歌旅座も炒飯のようなものかもしれません。
などと無理矢理こじつけてうさぎの駄話を
締めくくります。
それでは皆様、次にお目にかかるまで
ごきげんよう!!
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ワタシは食べることが好きである。
(なにやら牡牛座はそういう人が多いそうだ)
しかも『誰か』と食べることこそ幸せ也。
美味さも不味さもその瞬間に共有したい。

小さい時から父さんが酒のつまみをやたら美味そうに
食べてるのを見て、気づけば自分も呑兵衛舌に。
お酒を呑めるようになってから、食への興味は
さらに増し、あちこちで食材を眺めては
『これには熱燗だな』『ハイボールにキュっと』
などと妄想を膨らませる日々。
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全国のスーパーや魚屋に行くと、どうすればこの
刺身を今食べることが出来るのかと頭を抱える。
(ホテル暮らしの難しさ)
生き生きとした採れたて野菜とも目が合う。
『産みたて卵』とのぼりが立っていれば、
粒立った炊き立ての米と削りたての鰹節と昆布醤油
の霊がワタシを支配してくる。
忙しい…。食は忙しいぞ…。

妄想がいきすぎて、『もし昆布が宇宙人だったら』
などと考えることもある。
他の食材にも味をしみ込ませ(侵略)、さらに
昆布そのものもうまいという(さらに侵略)
古くから日本人はそれなくして生きていけないほど
心身を乗っ取られているのだ。
『昆布のように生きていきたい』とか言わせちゃう
のだから大したもんだ。
この宇宙のどこかに昆布星があるなら、みんな
イイ奴に違いない。なんて。
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和歌山市のとある酒屋さんは、昼間から呑める
ようになっており、ショーケースの中には
ちょうどいい量のアテや焼き魚、煮魚、刺身が
陳列され、ワタシはそれを魚影を見つめる漁師
のように『さてどれにしようか』と腕組みする。
(その姿をいつも笑われる)
その時、皆ワタシを『船長』と呼ぶ。
地酒の『紀伊国屋文左衛門』(辛口)を
『うんめぇな』と流し込む時間は、福に至る。
美味しい時間、誰かと共に過ごす時間。
ワタシの顔の皺は、ニンマリした皺になりそうです。

そんな食へのこだわりや喜びが感じられるドラマ
が『おいしい給食』主演・市原隼人。
ちょっと泣けちゃうこの作品、映画もあります。
是非見てみてくだいね♪

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(愛媛県宇和島で出会った、大好きな
かつおだし醤油。一生付き合いたい)
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1月11日からスタートした、この奇跡的な
ツアーも残り1公演となりました。
各地で心に沁みる出会いがあり、
遠く離れた町で、こんなにも私たちを
待っててくれる応援団がいるのだと、
胸がいっぱいになる日々です。
本当にありがとう!

ところで皆さん、吉野家はお好きですか?
一時の牛肉不足で、すき家に追い越される
という現象が起きたものの、牛丼好きに
してみれば、あの安定感抜群の吉野家の味
は未だに心を掴まれます。
(時間と戦っている私たちにとっても
安い!早い!うまい!はありがたい)
乗船前に、腹ごしらえし全員大満足!

徳島から南海フェリーに乗って和歌山へ
移動。
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みんな元気にやっていますが、船内の
それぞれの寝姿を見ると、隠しきれない
疲労の色も多少はあるかしら。
『微妙に時間があるな』と、ビールと
缶チューハイの自販機を眺めてしまう私を
ナリコが止める。
はぁ~い、分かりました~我慢しますぅ。

ナリコがボソッと言う。
『こんなにフェリーに乗る生活が
待ってるなんて考えもしなかった~』
同感。
それでも日本にはまだまだ色んな航路が
あって体験しきれていない。
島国ならではの醍醐味。
私たちには、『見たい』『行きたい』
『食べたい』が溢れています。
そして、大切な『会いたい』も。

最近私たちはこんなことを思っている。
『全国の応援団の人達が繋がったら』
すごく今っぽい話だけど、Facebook上での
コメントを見て、『どんな人なんだろう』
と会いに行くということだってある話。
『歌旅座のコンサート』をツールに
友達を増やしていくことだって出来る!
今だからこそ一歩前に出たお付き合いが
繋がった糸を太くしてくれそう。
夢は広がります。

アンケートに書かれた言葉。
『こんな小さな町でも、ずっと待ってる
男(老人)がいることを忘れないで』
嬉しくて涙が出ちゃう歌旅座です。
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今年の2月26日で、歌旅座は12周年を迎える。
なんと干支が一周してしまった。
あの時生まれた子供たちは12歳!感慨深い。
当たり前だけれど、一座面々も皆様も歳を重ね
ましたね。いかがですか調子のほうは♪
ワタシもアラフォー世代。びっくりする程下がって
しまった新陳代謝やアレコレを受け止め、
今まで以上に鍛えていかなくては、誰かを支える
ことなど出来ません。頑張ります。

2009年のあの日、私達は見た事もない世界を
見にいこうと旅を始めた。
一体どれほどの景色を思い出を鞄に詰めてきたことか。
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(2009年から続くスケジュール帳)

そして今200年続くと言われている『風の時代』が
スタートしている。
昨年の公演を行なった際、いつもとは違う『気』
を感じた。それは、日々の制限に抑圧された心が
音楽によってやわらかくなっていくような
今だからこその空気感だった。
アンケートに書かれた言葉を読んでは、
『あぁ…こんな状況下でも歌を届ける意味が
あったのだ』と心底救われた。
と同時に、皆さんが求めるものも今後少しずつ
変化していくのだろうなとも感じた。
上っ面だけではない、染み入るような感覚を
求めるのだろうなと。
一説によれば、風の時代は『自分の交差点』
を生きるらしい。

『オリジナルを創りたい』
12年間旅を続けてきたからこその、この想いを
形にしたい。
皆さんの瞳を見て、心の奥に向かって
愛と希望を叫んでいきたい。
誰もの胸にあるぬくもりの庭に
強く美しい花の種を蒔きたい。
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(とある応援団の方が、『歌の種』
という名の花を咲かせてくれた
命はなにかを教えてくれる)

今、ワクワクしかないのです。
ただ続けてきた訳ではなく、私たちはきっと
少しずつ進化しながら走ってきたはず。
それは信じていいと思っている。
届けにいこう。あなたの町へ。
パワーアップした歌旅座、走ります。

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