重ねた時を伸ばしてみると多少歪みのある一本の道が浮かびあがる。
「歌を直接届けよう!」と歩いてきた今日まで続く一本道。
昨年の9月、赤平市に全道市町村制覇の最後の足跡をつけ、
次なる目標を全国に向けて今もなおその道を伸ばしている。
次なる目標を全国に向けて今もなおその道を伸ばしている。
そしてあらためて この地で誕生し「北海道」と掲げて
活動している事の重さ大きさを実感しているところだ。
旅の初期に出会った写真家 飯塚達央氏はその瞳を通して、
よそ行きではない北海道の日向と日陰を写しだしてくれた。
その写真から歌が生まれ、そしてその歌がまた息づく写真を生みだす。
間もなくPhotobook&CD「北海道讃歌」が発売になる。
絶滅に瀕するオロロン鳥が守りぬく生命。
喜びも悲しみも年輪に変えて受け止めてきたハルニレの木。
厳しくとも暖かい白い夜の世界を受けとめて開く北の暦。
そして 日々の営みを守る唄声を、その枕木にのせて走り抜けてきた
留萌と根室の2本の本線へのレクイエム。