北海道歌旅座コンサートスケジュール

歌旅座テレビ

カテゴリ : JUNCO

頭に手ぬぐい巻いて草履履いて
全く涼しくならないアジトで 三白眼になりながら
過ごしていた夏も いつの間にどこへやら。JUNCOです。

さぁ 今月も22本の公演が入っております。
今日は父さんの思い出の地 流山へ。
北へ戻ってからは にっぽん丸にも乗り、初めましての
利尻富士町にも行き、ハープの千葉さんとイチャイチャして
(もちろん音楽で)、友の街に行き、初めましての訓子府町
にも行き、ダルと二人で背中に荷物背負って行商ツアーし、
これまた初めましての礼文町にごあいさつ、富士山の麓で
エナジーチャージし、愛すべき倫太郎との共演、
もう JUNCOおばちゃん 嬉しくて泣きそうです。

今月 『初めまして』の街が3カ所もある。
礼文町で 北海道179市町村公演、なんと173!
…やばい 軽く泣きそうだ…
旅を続けてさえいれば いつかは訪れることかもしれない
だけど この一筋縄ではいかない歌の旅が
なんとも ね じわっじわっ っと沁みてくる訳です。

そうそう、旅と言えば 『鞄』ですが
日帰り・一泊・一週間・二週間…と日数によって鞄が
変わります。
風呂敷・リュック・スーツケース…その中でも
随分と愛用してきた母さん手作りの鞄。

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母さんは昔 鶴だったんです。ええ。鶴です。
夜になると こっそりと機織りしてたんです。
『裂き織』と呼ばれる織りです。古布を裂いて横糸にして
織ります。この絶妙な色味・風合いがなんとも言えず
大好きでして、かれこれ20年位使ってるんでないべか。
共に走ってます。まだまだいけます。

母さんも今月誕生日。60代最後の歳を迎える。
相変わらず 『コスモス』のように
風に揺られながら みんなに優しさと笑いを振りまいて
おります。

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さぁて 9月も盛り上がってまいりましょかっ!
♪使い慣れたバッグひとつと~ 仲間達の寝顔~
  ゆらりゆられてたどり着くのは はじめまして~の街~♪




俺は 1953年 西興部村で 産婦人科ではなく
家具職人の手によって産まれてきた
珍しい産声に 村中の人々が耳を傾けた

『パシーン!』『パシーン!』

四角い奴だと言われるが 最近じゃ
角も取れてきた
人と関わってこそ 丸くなるもんだねぇ

産まれる時にゃ ベッチンの上等なおべべ着て
我が物顔で和室にドーンと居座ってたぜ

俺もとうに60を過ぎて あっちこっちに
ガタがきちまったようだ
って言っても お気に入りのおべべが
破けちまってな
身体?身体は丈夫!丈夫!
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『そんなんじゃ格好つかないぜ』と
幼なじみのたー坊が 俺のおべべを
直してくれてよぉ 俺ぁ涙が出たぜ
もう長い付き合いになるなぁ…
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俺はたまたまこういう形で産まれてきたが
長く誰かに愛されるってのは
木も人も花も 変わらねぇもんだ
土台さえしっかりしてりゃ そこには
誰かが集まり 泣き笑い
たとえどっかが壊れたとしても
大切に向き合い 付き合っていれば
過去だって未来だって
ずっと続いていくんだぜ?
な?そうだろ?

40代を向かえた私に彼は話しかけてきた
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張り替えられたベッチンの布をさすりながら
こういう人間になりたいなと
思った夏の終わり

『少し愛してながぁ~く愛して』

JUNCOまだまだ元気です

その男は 明らかに日本で焼いた肌ではないと思われる
浅黒い顔で こう言った。
『おい、コレ半分いらないか?』
どこかで会った気がするこの男…しかし 思い出せない…

arita

違う男は やけに昆布に詳しく、腕の毛をなでつけながら
こう言った。
『昆布は干さねば 食えねっぞ。』
この男も どこかであったような… しかし思い出せない…。

oga


その子は 小さな手で小さな貝をいじっていた。
食べて・泳いで・眠って を果てしなく繰り返している。
『おばちゃん、海 好き?』おぼつかないしゃべり。
地元の子供のようだが この子もどこかで会ったような…
しかし 思い出せない…。

chie


『こんな日に海に入ろうなんたぁ あんたもバカだなぁ
仕方がねぇ 俺っちがくべてやらぁ。』
全く似合わない竹棒・ライフジャケット…まるでイタリア人。
どこから来たんだろう…会ったことは…。

yato


『全てを捨ててここへ来たわ。一人海へ出て行ったあの人、
きっと帰ってくるはずよ。私は待ってる。
ずっとあの人を 待ってるわ…』
浮き輪の空気の抜き方を知らないところを見ると
海育ちではないようだ。この女性も どこかで見たような…
ダメだ…思い出せない…。

nariko


透明な海の中では 命がいきいきと呼吸している。まるで竜宮城。
自然と一体化した身体が 喜びの声をあげている。
あぁ これが夏休みというものか… なんと素晴らしい時間…。
まわりを見れば 見たことがあるような…サーモンズ?…いや 違う…。
これは 夢か現実か  美しい奥尻の夢物語。

夢から覚めた民宿の朝。
布団にこぼれていた砂が手のひらにあたる。
あぁ 夢じゃなかったんだ。
歌旅座の 夏休みだったんだ。


写真:スマフォトグラファー TAKA  

あぁ 懐かしきこの感覚…
宿題や課題が待っていたとて 夏休みは夏休み。
我々歌旅座のスケジュールも ホームページを見れば
まるで 昔の薬箪笥(?)のよう。
どこに サマーホリデーなどあるのかっ… 

あった。

7月6日から始まる『初夏、道南をめぐる旅』の隙間に
ポツンと輝く日曜日。
『奥尻de夏休み』だ。
去年の夏、初めて奥尻に行き その海の美しさに我々は
深く深くため息をついた。
(残念ながらARITA氏はその時行けていない)
今回は全員で行ける!しかも 一日あの輝く海で『遊べる!』

海は子供達がはしゃぐ場所だと思ったら大間違いである。
行くと決まってから 私達は 今金の宿(5月9日ヤトチ誕生日前)
でも 夜な夜なBOSSからシュノーケリングのハウツーを学び、
必要なもの やるべきこと 精神のあり方 もろもろ
日付が変わるまで念入りに講義を受ける。
(おかげでヤトチの誕生日はあっさりと過ぎていった)

あまりにも夏休みのことばかり考えていたら
仕事にならないので 極力考えないように生きてみる。
が、せめてシュノーケルグッズくらいは入手しておきたい。
マリンシューズは かつてのサーモンズ衣装で使用していた
ピッタシのものがある。フィンを使うにはまだまだだからいいや。
ダルは かつて親戚のおじさんにあげた海パンを取り返し
フィッティング。
『少しきついけど 大丈夫だっ。それまでには何キロか
痩せてるだろう。』とまるで当てにならない言葉を漏らす。
チエはしじみ貝のようになってしまったビキニを
着るかもしれない。

等々 アジトで晩酌をしては また夏休みの講義を受けたり
してます。

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(ケガしそうな顔している司会太郎)

子供の頃、海に行くのが楽しみだったのは きっとみんな同じだ。
岩場に潜む 貝やカニ、ウニに魚に ひゃ~~♪
夜には BBQも待っている。

あとは 海で足が攣らないように 普段からちゃんと
動いておきましょう。
楽しみにし過ぎて 寝込んだり ケガしたりしないようにね。
大人ですからね。

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(夏休みを楽しみにしている40歳と32歳。)


♪絵日記つけてた 夏休み
  花火を買ってた 夏休み
  指折り待ってた 夏休みぃ~♪ 







ツアーもいよいよ後半の山に入ってまいりました。
おいらもみんなも元気です。
のり日のあれこれを書こうと思ったけど止めました。

旅の途中のお酒に関するお話をひとつ。
九州に来たらやはり土地のお酒『芋焼酎』を呑むのは基本。
お陰様で私たちもありがたい事に
各地で地元の焼酎をたくさん頂き、毎晩の楽しみにさせてもらっています。

ここで皆さんは『前割り』という言葉をご存知でしょうか?
『前張り』じゃないですよ。
客人がくると分っている場合、前夜から一升瓶の六分目まで焼酎、
残りの4割りを天然水で割った物を作っておく(もしくは5:5)。
焼酎は25度の物。
これが味がまとまり、実にうまいらしい。

おぉー!確かにうまそうだ。
2升分のパック焼酎をロックでガンガン呑む我々とは違うゼ。
すっかりイメージの膨らんだ我々は、
「それに合う料理は?」「タレの焼き鳥!」「モツだろ。」などなど…
私、もう早く作りたくて仕方がない。
ちなみに燗にする場合、70度ぐらいのお湯に器を入れて、
55度くらいにするのが丁度いいらしい…
あぁ〜呑みたい…たまらん…。

「コンロトラックに積んどこうぜ」
「鉄瓶買おうぜ」
「IHの方がいいんじゃないっすか」

不思議な事に北海道にいたら焼酎を呑む気分にならないのは、風土が違うから仕方がない。
私たちはこうして旅をして、せっかく九州にいるのだ。
その土地のおいしい物をスーパーで買って、おいしい焼酎を呑もうじゃないか。

鳥刺し、きびなご、薩摩揚げ、らっきょう、ぬか漬け、
ニンニク生姜に甘めの醤油…
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『前割り』エンタメしてます。
『客人をもてなすため』ってのがイイ。
さてさて私たちも残りのツアーイイ味出していきましょか!


 

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