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#2020 明日

北海道歌旅座コンサートスケジュール


カテゴリ : JUNCO

先日の白老公演を皮切りに、旭川でのオリジナル公演
も目前に迫っています。そして、ほぼ7カ月ぶりと
なるツアーもスタート。
気が付けば季節は秋へ。菜の花・バラ・紫陽花・
コスモス…と変わっていく花壇をこんなにも長い間
眺めることになるだなんて思ってもいませんでした。
印象的な2020年の夏が終わろうとしています。
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コロナ禍の中、ナリコのNEWアルバム制作や
新曲も出来上がったこともあり、それを抱え
皆さんにお届け出来る日を今か今かと待っていた
我ら。
友の街、旭川だからこそのオリジナル公演。
入場に限りはあるものの、是非とも皆さんに
元気を受け取って欲しい!
スタジオでは、『新曲のリハーサル』が
始まっています。
この時間がまた愛おしいったらありません。
(役者さん達も稽古出来ることにきっと
喜びを感じているんでしょうね)
細胞が踊っているのが分かる。呼吸と命が
繋がっていることを再確認する。

『やっと、やっとやっと始まるんだな…』


あの人の残してくれたメッセージ、
あの人が広げてくれた景色、
生きている者たちの前を向く力…。
『幸せウイルス』巻き散らかしに行きますので
心のマスク取って、来てくださいね。
北海道歌旅座、前しか向いてません。

いざ出陣!

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とても素敵な出会いがありました。
Areeが、歌旅座の曲をタイ語に翻訳してもらう際に
依頼していた女性。
アムソン・ナッティダー(通称・ナナ)さん。
愛知大学のタイ語講師をしています。
今までメールでのやり取りが主だったのですが、
今回、日本のある曲をタイ語で歌い、そしてタイの
人たちに発信しよう!という企画がありまして
ナナさんに発声指導をお願いしたのであります。

初めて会ったその人は、ワンピースに華奢な身体を
おさめ、ロングヘアーにマスク姿。このままどこか
の海辺で撮影したくなるような佇まい。
そして何より、レッスンの為に名古屋から札幌へ
来ることを快諾してくれたことが嬉しい。
めちゃくちゃイイ人。
話もそこそこに、早速スタジオへ。

ところで、日本語は母音が『あいうえお』の5つ
なのですが、タイ語は9つ。「イ」の形で「エ」と
言ったり、「ア」の形で「エ」と言ったりもする。
ほんの少しの違いで意味が全く異なるものになって
しまう。ひょえ~~。
北国に住む私たちが普段どれだけ口を動かさずに
会話しているかが良く分かります。
あたたかい国の人たちの顎(顔)が小さいのは
こういった言語によるものもあるかもしれませんね。

そんな超難しいタイ語で歌ってみよう、しかも
「うまいタイ語で」っていうんですから
盛り上がるなんてもんじゃありません。
顔面ストレッチを入念にしてからいざスタート。
(どうか顔がツリませんように…)
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ナナ先生の指導が入る。とても丁寧で分かりやすい。
だのにだのにっ!いざ音にすると、それは違う と
なる。んじゃ、これかしら?こうか?と色々やって
みるが、先生の顔が『ん~…おしいです…』と曇る。
フンガーっ!なにが惜しいのかすら理解出来ない
事実も苦しい!申し訳なさが募る。
しかし、限られた時間の中で少しでもネイティブな
タイ語に近づけるように、妥協もせず一緒に取り
組んでいただきました。ひゃ~ありがたい本当に。

脳みその違う部分を使った歌。
初めての感覚。知らない言語を知るということは
まだ見ぬ自分にも会えるような気がして燃えます。
果たしてタイの皆さんにどう伝わるのか…。
タイ語でお仕事出来るAreeは本当にスゴイ人だ~。

さぁ!1泊二日しかない札幌滞在。
日本で一番だと思っているお通しが出る我らの
行きつけのお店で乾杯。
日本に4年しかいないなんて全く感じさせない
抜群の語彙力に終始ほれぼれしながら過ごす。
ナナ先生は、私たちの尋常じゃない酒量に微笑。
元々、歌うことが大好きだった先生。
なにか今後、楽しいこと一緒にやりたいですね
と気持ちを寄せ合い、とっても意味深い日に
なりました。
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(翌朝はチエのガイドで大倉山へ)

次会えるのは、愛知公演の時かしら。
会いたい人が増えていくのは本当に嬉しい。
ナナ先生、JUNCO頑張ります!
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このコロナ禍の中、日々のニュースに紛れ
一人の昭和を代表する女性歌手が亡くなりました。
和製R&Bシンガーと謳われた『弘田三枝子』さん。
デビューはなんと14歳!ちゅ、中学生!?
皆さんの耳に焼き付いているであろう独特の歌い
回しをした『ヴァケイション』は15歳の時!
(レコードセールスは20万枚!)
声を楽器のように操る彼女のセンスはやはり
スゴイとしか言いようがない。リズム感も抜群。
ジャズ畑で生きてきたからこそのノリは、多くの
人々を魅了したに違いない。
そして、フランス人形のようなあの大きな瞳も。
晩年は整形の代償でかなり雰囲気が変わって
しまっていたけれど、くりくりの瞳はずっと
そこにあったように思います。
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1969年に発売された『人形の家』
レコード大賞歌唱賞も受賞。
今までの曲調とは打って変わって、ねっとりと
女心を歌う姿は、またファンにとって『新しい
弘田三枝子』を見たのではないでしょうか。
作詞をしたなかにし礼さんも、これまたすごい
言葉を紡いだもんですよね。
愛され、捨てられ、忘れられ、ほこりにまみれた
人形のように部屋に佇む女…。ぎゅんぎゅんきます。

この曲もまた、私たちの公演で演奏する機会が
多いのですが、私が歌う ということは
やっぱりどこかに模写を入れたくなってしまう、
というのが心情なのです。
サビのあの鬼気迫る歌い方は絶対そのまま
取り入れたい。
さらには、弘田さんの歌っている口元も。
分かりやすく言いますと、ところどころ
『上の歯に付いたなにかを上唇で取っている』
かのような動きをするのです。
私が歌う時、もしその動きをしていたら
歯になにか付いている訳ではなく、
『完璧な模写』なのだと理解していただけたら
嬉しいです。
言葉にすると一見バカにしてるのか?と
言われそうですが、ところが違うのです。
同じ音を伸ばす時、その動きをすると音色が
微妙に変えられるのです。
声を楽器のように操っていた弘田さんだから
こそ、こだわっていたんじゃないかと思う
技法だととらえています。

輝いていた昭和の名曲達の中にあるエネルギー
を受け取り、繋いでいくのが私たちならば
敬意を持って曲に向かいたい。
そんな想いです。

60年間歌い続けた一人の素晴らしき女性歌手
に今一度、尊敬の意を込めて
私たちが渋谷公会堂で公演をした際のこの曲を
お届け致します。



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一座の活動がストップしてから5カ月。
その間に全国各地から激励のメッセージが
ひっきりなしに届き、アジトにあるボードは
お手紙や葉書で隙間がなくなる程。
落ち込んでしまいそうな時は、その言葉を何度も
読み返し己を奮い立たせています。

先日、またお手紙を頂きました。北海道の音威子府村
から金沢へ引っ越した加賀藩士平田さんご夫婦から。
旅を始めた頃からずっと応援し続けてくれている
あたたかいお二人。会うだけでこちらの頬がゆるんで
しまうのはどこか『サンタクロースとサンタクローネ』
のような優しさがにじみ出ているせいだと思う。
手紙には、公演の出来ない私達の肩を『(ポンポン)
大丈夫だよ』と叩いてくれるような言葉がたくさん
書かれていた。そして、10月の石川県白山市の公演を
とても楽しみにしてくれていることも。
ご友人にオススメしてくれていることも。
バッチリ心の準備をして待っててくれていることも。
嬉しい元気の出るお手紙。
待っててくれる人がいるということが、どれほど
希望を与えてくれることか。
会いたさが募ります。
サンタさんの本当のプレゼントは『心』なのだ。

そんな平田さんが、地元の『北陸中日新聞』の投書欄
『発言』に投書し朝刊に掲載された記事を送って
くれましたので、載せようと思います。

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心の闇にポッカリと明かりが灯ったのは
私達のほうです。ありがとうございます。



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コロのおかげで、一座全員 とにかく髪が
伸びた。このまま60年代のイギリス人ロック
ミュージシャンの如くなるのも悪くないか。
とも思いましたが、ふとチエを見ると
あら大変!金八先生になってる!
という訳で、9月の旭川公演の宣伝も兼ねて
我らがヘアメイク樋口一枝の元へ。

チエが歌旅座の門を叩いてきた6年前、
円山夜想にあったフツーのハサミで
ひぐっちゃんはチエの前髪をバッサリ切ったことがある。
皆さんが知る『パッツンおかっぱチエ』の
誕生の瞬間。

人は皆、一歩前に進もうとする時
なにか背中を押してくれるようなキッカケを
待ってる瞬間があるように思う。
樋口一枝は美容師だけど、実は美容師じゃ
ない。本業はイタコである(多分)
髪を見ている訳じゃなく、その人そのもの
に耳を心を傾け、そっと『キッカケ』を
渡してくるのだ。

6年間1000円カットしか行かなかったチエは
今このタイミングでまたひぐっちゃんに
髪を切ってもらい、新しいキッカケを
受け取ったに違いない。
『代金はいらないから歌旅座をやめるな。
やめたら800万もらう』というその言葉に
愛を感じながら。
新しく気の入った自分の姿を鏡に映し、
笑うチエ。頑張らなきゃいけないね。
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歌旅座のかしまし娘、実はこっそり
楽器も持たず旅に出ました。
どこまでも続く長い道、空、大地の中を
走り、この5ヶ月間身体にたまった妙な
ものを吐き出してきました。
そして自然の強く優しい力をたっぷり吸収。
息をするとはこういうことか。
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世界中のあちこちで、モヤモヤと希望が
マーブル状態。
マスクの奥にある笑顔が、どうか
消えませんように。
皆さんに会える日が、ただただ楽しみで
仕方ありません。


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