北海道歌旅座コンサートスケジュール


カテゴリ : JUNCO

42歳になりました。人生80年だとしたらまだ半分か。
地震列島日本を思えば、その半分もあるんだか危うい。
酒好きの己を思うと、もっと危うい。
歳を取るにつれ、物欲がだんだん無くなり(元々そんなに
ないのですが)、チエに『ジュンコさん、何欲しいですかぁ?』
と聞かれれば、『女性ホルモンと元気』と本気で答えて
いる始末。(去年と同じこと言ってる)
NARIKOが声を荒げて言う。『女性ホルモンって、人生で
ティースプーン1杯分しか出ないんだってぇ~~っ!』
えぇぃっ!う~るしぇ~っ!

昔から、形のないものを欲しがる癖があります。
特に欲しいのが『命が震えるほどの感動・出会い』。
生きてて良かったと実感するその一瞬が、いつまで経っても
欲しい。そしてそれは、人と関わることでしか手に入らない。
一人では、手にすることは出来ない。
永遠の宝物。墓場にも空にも未来までも持っていける宝物。
私を落とそうとする男性は大変よ。プレゼント攻撃は効かない
んだから。うふふ。

そして私はこの旅で、その感動をたくさんもらってきました。
最高のプレゼントです。
泣いてばかりいた旅の始まりでさえも、宝石より輝いてるし、
割れんばかりの拍手は胸にいつまでも響き、なかなか離して
くれない手の温もりは世界の名湯よりも私を癒すし、
想いを拾ってくれた心には、『有る』ことが『難い』と身が
引き締まり、仲間と交わす乾杯のグラスの音は、果てしなく
私を震い立たせてくれる。
なんて贅沢なんだろう。父さん母さん、ジュンコは幸せです。
マヂで。

と、そんな時に必要なのが美味しいお酒と料理。
(結局欲しがってる)
そう思ったら、皆さんよく分かってらっしゃる。
差し入れに、ビール・日本酒・毛ガニ・ジンギスカン
梅干しにチーズ…等々、持ってきてくれるんですもの~。
豊か。ホント豊か。
毛ガニのピースサインは、『やったね♪オメデト♪』と
言っているようにしか見えないっす。
今日も胃の中は、銘酒の海と化す。

ちなみに明日は、Areeの誕生日。(今頃バンコクにいます)
一足早い誕生日会を『料亭うさぎ』で開いてくれました。
なんと手巻き寿司!ひゃほ~~っ♪

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そして、ディスカバリー名物と呼ばれている伝説の
『グリーン巻き』。
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一見この優し気な佇まい。がしかし…。
夜の北円山に、何人もの悲鳴が響き渡ったのでした。
あぁ~幸せ♪






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地球という星の、まだまだほんの一部しか歩いていない
とは言え、このニッポン歌の旅、かなり心豊かな時間を
過ごさせてもらっています。
ちょうど今、チェ・ゲバラの本を読んでまして、いやまぁ
若い頃からあちらこちらへと旅に出て、各地で僅かなお金
を稼ぎながら貴重な経験を積み、人生の物語を刻んで
いたようです。
好きな女性にプロポーズをしたのに、彼女を残して
そのまま旅に出ていくなんてねぇ~ 
そんな彼をかっこいいなと思ってしまう私は変でしょうか。
二巻が楽しみです。

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先日チエが『旅は道連れ世は情け』のことわざで悟りを
ひらいて(?)ましたが、旅にまつわる言葉は他にもたくさん。

●『かわいい子には旅をさせよ』
高校卒業後、なくなくだったとは言え、東京に行くことを
止めなかった両親に今でも感謝してます。
自分で確かめなければ分からないことがあるのです。

●『旅の恥は掻き捨て』
にっぽん丸でロシアのウラジオに行った時、現地で髪を
切ってみようと、ダルが恐る恐る階段を上って美容室
の扉を開けました。
全く言葉が通じない世界で、『冒険』した瞬間だったと
思います。(チエと太郎さんはナホトカでカット)

●『あちこち旅をしてまわっても、
自分から逃げることは出来ない』~by ヘミングウェイ
全く違う環境の中にいる自分をいつもどこかで客観的に
見る癖がつきました。旅をしていると、自分がよく見えます。

●『長い旅行に必要なのは、大きなカバンじゃなく、
口ずさめる一つの歌さ』~byスナフキン
旅にも慣れてきて荷物は本当に少なくなりました。
本当に詰め込むべきものは、心の中にあるような気がします。
そう思えば、旅から帰る時、私達は身体いっぱいに
目に見えない荷物を抱えて帰ってきてるんだよなぁ。
そりゃ~重いはずだ。

一年の半分は旅をしている私達。
先日見た『グリーンブック』の中で、『旅先からの手紙』が
なかなかいいスパイスになってるんですが、映画を見てから
やけに手紙が書きたくなっています。もちろん旅先から。
これまた不思議なもので、旅をしていると、家族や友人の
ことをしみじみと思う時間が増えるのだ。ホント不思議。
腕時計に装着した方位磁石の『N』を見ては、『北海道は
あっちの方か』と空を見上げてます。

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私という人間の旅本、一体どんな内容になるのかしら。
そろそろ格言のひとつくらい言ってみたいなぁ。



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飲んで飲んで飲まれて飲んで…。
寂しくなったら二人でお酒を呑みましょうね…。
明日は休みやんけワレ男はもっと飲まなあかんど…。
水割りをください 涙の数だけ…。
ふたり酒、みれん酒、他人酒、ひとり酒、北酒場、酒よ、
酒場にて、ブランデーグラス、ウイスキーがお好きでしょ…。

あぁ、一体昭和に生きた人達はどんだけ酒と共に
生きていたことか。今の人達はお酒にまつわる歌詞なんて
ほとんど書かないですもんね。

歌旅座が、『一年の400日呑んでる』という噂もあながち
外れてもなく、毎日なにかしらと理由をつけて乾杯する始末。
先日の四国ツアー、高知では一晩で4升目に手を出すという
恐ろしい事実もございました。鏡川のほとりをユラユラと歩く
メンバーの目撃情報が寄せられています。
なぜそこまでと言われても、『理由があったから』
としか言いようがありません。

頑張った一日に乾杯し、喜びの瞬間にも乾杯し、
やりきれない時も乾杯し、悲しみにくれる時も乾杯し、
桜に乾杯、仲間に乾杯、家族に乾杯、美しい景色にも乾杯、
気のイイ出会いに乾杯、嵐にも雷にも乾杯…。
語りたいことがあるから呑む。ただそれだけ。
時に肩を組み、時にケンカもし、時に色めき立ち、
深夜に生まれる数々のアイデアに興奮し、明日へ向かう。

ツアーから帰る途中、『河内のおっさんのうた』を
聞きながら、BOSSが呟く。
『俺達の呑み方はまるで70年代だな』。
昭和の歌からだけじゃなく、『共に酒を呑む時間』の中にも、
次世代にも受け継いで欲しい大切なものが詰まっている、
そんな気がします。

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名前は書けど、キープしたことがない歌旅座です。
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江戸中期の俳人・山口素堂による一句。
江戸の人々が最も好んだものを俳句に詠んで、
一躍有名になったそうです。
もう少し待てば鰹の値段も安定してきて買い求め易くなる
ところをあえて旬の走りのチョイ高い時にゲットする
のが江戸っ子にとって『粋』だったそうです。
(「まな板に 小判一枚 初鰹」という句もあった程
高価なものだったんですって。小判一枚、現在で計算すると
66000円位!ひょえ~っ!粋にもホドがあるぜ~っ!)

さてさて、この記事が読まれる頃、一座は高知県土佐清水市に
おります。きっと少々の二日酔いで。
ジョン万次郎も言ってます。I drank too muchって。
なぜってホラ、ねぇ~前日の夜は私達の大好きな場所、
高知市の居酒屋『とさ』で初鰹と土佐鶴で一杯やってるんです
もの。前回の喜びのブログはコレ↓
2018.5 雨の高知に乾杯!
芸西村で会った素敵な女性がこの店を教えてくれてから
というもの、すっかり虜になってしまいました。
『4月♪四国♪』『鰹♪』『桜♪』と毎日のように呟くメンバーの
気持ちに答えようと、Mr.四国 司会太郎が目の下に隈を
作りながら公演を決めてくれた日々を思い出します。

今回の四国ツアーには、愛すべき
父さん母さんが来てくれて、
あちこちと痛むところはあるだろうに
ステージから見える客席に、私と似た
顔の二人が並んでるのは、本当に
嬉しかったです。

久しぶりに来る『とさ』で、抜群にうまい
カツオのたたきを食べながら
この10年であった思い出話をするのは
なんだか、涙が出ました。

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少々酔ってます。
明日も、歌の桜吹雪を吹かせるぜぃ!





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バンコクにいるBOSSからメッセージが届く。
『ステラプレイス レイトショー21時。』

実はオイラ、上顎は強いんですが、
映画館恐怖症でして…
今から20年程前に映画館に行った時、『暗所・閉所・他人』
という状況に耐え切れず、トイレでずっと吐いてた記憶あり。
逃げ場のない環境がダメみたいでして…それから映画という
ものは、世の中がその映画を忘れかけている頃にレンタル
して鑑賞するというのが日常でした。が。
もしかしたら、今ならイケるのではなかろうか…。
結果から言うといけました。克服するって最高。

チエと二人、電車に乗り一駅。札幌駅が眩しい。
無駄に高いポップコーンとアイスティーを購入して、いざ
シアターへ。
レイトショーってこともあり、お客さんは10人位しかいない。
ほぼ貸し切り状態。こんなんで経営は成り立つのか心配。
今回の研修タイトルは『グリーンブック』。緑の本だ。
BOSSのメッセージには『帰りにKFCが食いたくなるぞ。』
という妙な一文が。真相を確かめなければ。

一流の黒人ピアニスト『ドン・シャーリー』は、
ちょっぴり下品で頼りがいのあるイタリア系アメリカ人
『トニー』を運転手としてスカウトし、2カ月間
特に差別の色濃いアメリカ南部でのツアーを決行する。
1936年から1966年まで毎年出版されていたという
黒人用旅行ガイドブック『グリーンブック』を頼りに…。

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舞台は1962年。『ジム・クロウ法』(主に黒人に対して
公共施設の利用を禁止制限した、アメリカ南部の州法)
の真っただ中、敢えてその土地へツアーに行こうと決めた
ドンの気持ちが終始オイラの脳を支配する。
華やかなステージを降りれば、同じトイレも使えず、
同じレストランで食事も出来ず、試着すらも出来ず、
勿論宿も…。警察にも乱暴に扱われ、バーに行けばリンチ
をくらい、夜の街を歩くことも許されない。
それでもドンは終始ただひたすらに耐える。
『黒人でも白人でも人間でもない私は一体なんだという
のだっ!!』という本音は、心臓が止まるかと思った。

移動の車中、バックミラーに映るドンがいつもどこか寂しそう
であることを感じていたトニーが、ケンタッキー州に着いた時 
『ケンタッキーのケンタッキーだぜ~っ!!』と
うんまそ~に食べるんだけど、とにかく品位を大切にしている
ドン。だけどいやいやながらも最後にはほおばっている。
美味しそうに。硬くなった心が溶ける瞬間。

アメリカの『リアル』に目を背けず、自らその問題へ
向かっていくドン。
ドンは音楽を通して、『自分』に血を巡らせていったんだな…。
たまたまその時代に生まれたばっかりに、差別が才能に圧を
かける。それでも、そんな時代でも『自分にしか出来ないこと』
を貫いた。

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1963年、キング牧師が、『I have a dream』と叫び、
『全ての人間は平等である』と訴えた。
翌1964年、今からたったの55年前、やっと黒人達はみんなと
同じレストランで食事が出来るようになった。
歴史は、自分の想いを貫く者たちが変えていくんだ。

私達は、何を感じ、どう生きるか。
4年前の3月31日に亡くなった中村小太郎さんの言葉も響いて
くるなぁ。『夢は逃げない』。色々考えてみよう。
ケンタッキーフライドチキンを食べながら。
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