うたたび ザ・コネクション


カテゴリ : JUNCO

公演レポート【12月14日知内町:12月15日北斗市】JUNCO
厳しい。やはり厳しい、北海道の冬。
今年最後の本州ツアーを終え、青森発青函フェリーに揺られれば、
函館山が『おかえり』と迎えている。
と思えば、一夜明ければ横殴りの暴風雪。
あぁ…帰ってきたんだなぁ。
かつて私たちは『北海道180市町村公演』と銘打って、
北海道中をくまなく周り続けていた。
知っているようで知らなかったこの大地での発見や出会いは、
かけがえのない宝物になった。
今回お久しぶりで訪れた知内町も北斗市も、そんな思い出が詰まった場所。
この13年の間に書き加えられてきた私たちだけの『カルテ』のようなアルバムは、
いつでも色鮮やかによみがえる。
2009年から縁を繋いでくれている井村ご夫婦。
数えきれないほどの思い出を重ねてきました。
今回の新函館北斗駅でのコンサート、入口から吹き込む吹雪で
幕が吹き飛ぶハプニング。
『あの時が一番盛りあがったね』と話す井村さんの笑顔が最高でした。
北海道には、久しぶりに会いたい人たちがまだまだたくさんいます。
このコロナ禍、小さなコンサートでも絆を深めに走りたい気分です。
皆さん、お元気ですか?
写真 ①一晩で雪景色 函館の宿から
   ②ナリコのコーヒータイム
    ゲストは井村さん完全防備
PXL_20221214_231741563 1671424460686
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


岩手県と青森県には、四を抜かした一戸から九戸
までの「のへ」が存在します(一、二、九が岩手)
それぞれの町の違った魅力を知ることが出来るのもこの旅のおかけですね♪
まだ行ったことのない「のへ」にも必ず参りますよっ!

遠くの山々が美しい岩手県一戸町のコミュニティ
センター。なんと5度目の開催です。
高い高いドーム型のこの会場の名物である『恐怖のシーリング』と呼ばれる高所照明には、いつまで経っても慣れそうにありません…。
初めて訪れた2016年から変わらず担当してくれて
いる「鈴木さん」物腰やわらかいイケメンです。
私たちの「とにかくたくさんの方に見てもらいたい」という想いに、しっかりと向き合って動いてくれる熱い方です。
おかげさまで、幕の向こうでは予想を超える数の
お客さまが出迎えてくれました。
ステージが盛り上がり、ひとつになった会場。
これぞ「ライヴ」ですね!

こんな時代だからこそ、音楽が必要なんじゃないかと感じています。
「生きること」「生きていること」の意味を教えてくれる人のあたたさかが胸に沁みます。

東北の皆さんの包み込むような笑顔に
明日の光を見て…
大好きな一戸、いつかしっかり滞在して、
その人柄の奥にもう一歩入ってみたいです。
また来ます!

〈写真:再公演の約束をする鈴木さんとアリー〉
PXL_20221210_081552545
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


大阪枚方にあるアパートのような宿を拠点にして4日。もはや暮らしているという感覚です。
奈良・大阪・京都とオマタにかけて動ける枚方。
また帰ってきそうな予感がします。
さて、一座が向かったのは初めましての街、京都府宇治市。京都市に次ぐ大都市であることも然ることながら、やはり有名なのは抹茶でしょうか。
残念ながら、枯山水を眺めながら『結構なお手前で』なんて言えるチャンスはありませんでしたが、抹茶味のKitKatでほんのりと宇治を味わう休憩時間もまた良し。
初めましての公演を終え『どさんこどんどんの入ってるCDは?』
『歌旅は?』『ケサラは?』
と沢山声をかけて頂きました。
この歌の種が皆さんの心の中で花を咲かせますようにと願いを込める。

この日、えりも町出身の道人会の方にもご来場頂きました。さらには、2011年に帯広のお寺で公演を見たという方まで!
嬉しいですね〜♪
宇治市での出会いが、またこの地を訪れる時の大きな輪になって力をくれそうです。皆さんまたお会いしましょうね。

大阪を後にして、歌旅号は和歌山かつらぎ町へと向かいます。

(写真)
創建から1300年の国宝長寿寺にて。
旅の途中にプチ紅葉狩りしました。
1668752661979
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

岡山県井原市から山陽自動車道を抜け、
大阪へ移動。道中見かける標識が面白い。
北海道にはない『イノシシ・タヌキに注意』
(北海道はクマ・シカ)

2年ぶりとなる守口市公演。
気のいいスタッフさんとの再会。気持ちよく
舞台を仕込んでいきます。
会場には市外からもたくさんの方たちが足を運んでくれました。
一座の間で『畷の姉さん』と呼ばれている、四條畷市の熱き応援団、多賀リエさん。
この度、司会太郎の鉄板台詞である第二部幕開けの合図『ドン・ガバチョ』のご発声をお願い致しました。
ホールいっぱいに響く元気な声に、お客さんの心も和んだ瞬間です。
1667027663937

そして10年前に明石市にある雲晴寺さんというお寺で公演を見たと声をかけてくれた方にも出会いました。驚きです!
続けていればこういう嬉しい再会も待ってるんですね。
かつて北海道の美瑛町で出会った方、西宮から、摂津から、猪名川からも…そして初めて見に来てくれた皆々様、ご来場本当にありがとうございます。
〈あなたに会うために この旅は続く
あなたに会えたから この旅は続く〉
改めてこの言葉が胸に沁みてきます。
関西の皆さん、来月もまた参りますね。
また逢いましょう!

1667027735288

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

会場となった恵庭夢創館は、2009年この旅が始まって
2か所目に公演を開催した想い出深い場所。
当時の夢創館のステージはビール箱を積み重ねての
手作り感満載の公演だった。
『北海道の全ての市町村に歌を届けに行くぞ!』と
夢を掲げて歩きだしたばかりの私たち。
地元の書道家・丹治禎琴さんが書いてくれた
『悲しいことは数あれど 人生捨てたものじゃない』という
ツアータイトルの幕が印象的だった。
あれから13年。
この日会場に来てくれた皆さんは、その当時から応援して
くれている方がほとんど。
会場内に広がるあたたかな空気感、波のような拍手…。
あまりにもありがたくて、公演中いつもより多く話しすぎてしまった。
13年の『時の流れ』を噛みしめながら『音楽』が繋いでくれる絆に感謝。
心に沁みわたる1日でした。
会場で涙ながらに語りかけてくれる皆さんの思い忘れません。
私たちが音楽を届け続ける意味を教えてくれるこの出会いと瞬間を
これから先もずっと宝物にして生きていきます。
公演後、薄暮に染まった美しい空を眺めながら頂いた絶品もつ煮がまた
心を満たす(また飲み過ぎてしまう)
今一度あの頃に戻って「絆」を深めにいこう。
この絆の会コンサートは各地で開催中です(写真は栗沢にて)
〈10年経ったその時に 思い描いていた未来は
ゆるやかに形を変えて 優しく微笑んでいて欲しい〉 『時の坂道』より


栗沢 写真
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

このページのトップヘ



© HOKKAIDO UTATABIZA. ALL RIGHTS RESERVED.