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カテゴリ : 高杉奈梨子

こんにちは!ナリコです。
今日、38歳になりました。

振り返ると、20歳、30歳の節目は「なってみたら通り過ぎた」
という感じがするのですが、先月JUNCOが40歳になって、
この40というのは、少し違う気分になるのではないかなぁと想像しています。


あと二年。

結婚するのかしないのか、子供のこと、仕事のこと…
考えても仕方のないことが、心の隅の方で、
小さな木枯らしみたいにくるくると居座っている、
というような日もあったりします。


悩み事と呼ぶには輪郭の曖昧な事柄。

その輪郭が見えない心細さが、40代の景色を眺めようとした時に、
ちょっと果てしないような気分にさせるのです。


それでも有り難いことに、今の私の目の前には、
大先輩方がいつも笑顔で見守ってくれている。
今私達にかけてくれる言葉を、いつかきっと言える人に、
あんな温かな握手のできる人になりたいです。


母が還暦になった時、初めての60代、と言っていました。
初めてのことはなくならない。


まだまだいろんなことが待っているだろうことを楽しみに、
今日から38歳を生きようと思います。


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写真は、祖母が遺してくれたすずの茶筒。
行ってきます、となんとなく触れて出かけることが多い。
たまにゲンキンなお願いをすることもありますが、
いいツアーになりますように、と。


今夜は円山夜想でお待ちしております!

昭和54年、札幌生まれ、ナリコです。
私の約十年間の昭和時代の中に、ここ北海道の記憶ほとんどありません。
生まれてすぐ訓子府へ移り、約二年後東京西新井へ引っ越してからは、
シンガポール、千葉と、平成に変わって間もなく再び札幌へ戻るまで、
父の転勤に伴い道外で暮らしていました
 
バイオリンを始めることになったのは、三歳半から六歳までを過ごしたシンガポール時代。
掲示板に「中古の子供用バイオリン売ります」という貼り紙を見つけた母が、
五歳の誕生日にと与えてくれました
暑くて家の床はタイルだったので、練習の時の足裏のひんやりした感覚が思い出されます
 
 
幼稚園は、日本人がひとりもいないところへ通っていました。
遊びで塗って行った赤いマニキュアを注意されたことを覚えているので、
言葉はわかっていたのでしょうが、心細さがなかなか抜けませんでした。
 
好きだった遊びは、スコールの後に水たまりを自転車で突っ切ること
ライチやランブータンがおいしくて
コンビニによくあるアイスクリームの冷凍ケースに入って売られているのを
スコップみたいなのでざくっとすくって買うのです。
のびのび過ごしました。
 
アルバムを見ると、どの土地の写真も人が多く、
各家族の子供達が数十名集まっていたり、という写真が何枚もありました。
幼馴染みはいないけれど、
その時々でよく遊んでいた友達はご両親の顔も思い出せるくらい、
繋がりを持って賑やかに生活していました
今あらためて思えばそれが、両親世代の築いた昭和という時代だったのかなと思います。


私は、住む場所が変わることにあまり抵抗がありません。
それはやはり、この子供の頃の生活がそう思わせるのでしょう。
おそらく生涯変わらない、自分の感覚のひとつを得た、私にとっての昭和時代
 
 
 
先日、喫茶店で隣の席に、おじいさんおばあさんがお仲間同士でいらして、
「勉強していたら働けと怒られたものだ」
「畑まで軽トラックの荷台に乗って通って働いた
「わらで履き物を編んでもらっていた」
と口々におしゃべりしていて、
最後に「お父ちゃんお母ちゃんに伝えたい、今JRタワーの下でお茶飲んでるよ~って!
と笑っていました。
 
今まさに、昭和の空気を感じながら各地の方々と出会いを重ねている日々、
こんな会話には自然と敏感になります
そして、昭和を恐らくは目まぐるしく生きた両親のことをこんなふうに思い出す頃、
私は平成のこの時代を懐かしく思い返すのかもしれない。
 
三つ子の魂なんとやら
三つ子の魂なんとやら…?(おちょこの中は水)

こんにちは!ナリコです。

そろそろ雪解けも終わりそうな札幌の街中、季節の移り変わりを感じながらも、
朝夕はまだ襟元がひんやりしますね。
私達の暮らす北海道が麗らかな春となるのは、もう少しだけ先かな。



春は始まりの季節。

小さなことなのになかなか身につかない習慣を見直す、
やってみたいなぁと思いながらできないでいることに手をつける、
ちょっと遠くに住む人に会いに行く…
いろんな計画をぼんやり巡らせているだけでも心がふんわり浮き立つのは、
春夏秋冬のある日本で暮らし、四季折々の感じ方が自ずと身についているからでしょうか。



それを思うと、たとえば梅が咲いて、桜が咲いて…と順番に華やいでいくという九州と、
まだ寒いなぁと思いながらも雪がなくなってきたからとブーツをしまい、
車も夏タイヤに替え、そうこうしているうちに、一思いに春が来る北海道では、
少しずつ違う気質が養われているのもうなずけます。


同じ日本でも、違う感性の人達に触れる、豊かな歌の旅。

週末からは神戸、そして四国を巡るツアーです。春爛漫を期待して、行ってまいります!



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この時期の大好きな風景のひとつ、札幌駅近くのお花屋さん。
冬の間にはなかった色が並んで、お店の前で思わず深呼吸。


春は、どの季節よりもあたらしい。
 

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