うたたび ザ・コネクション


カテゴリ : 高杉奈梨子

過去4回は七生公会堂で開催していた日野公演、
このたびは初めての会場「ひの煉瓦ホール」です。

夜公演だったので、午前中はドライブへ。
青春時代をこの町で過ごしたBOSSとアリタさんの、思い出の場所を巡りました。
多摩動物公園駅前を通り京王線と中央線の間を流れる浅川を渡って坂道を行く。
自分ではない誰かの懐かしさを想う、いい時間でした。
コンサートは、「七生公会堂で観たよ!」という方が半数ほどもいらして、
終始和やかに、終演後もたくさん声をかけていただきました。

今回の関東ツアーから少し変化を加えた「いちご白書をもう一度」
これから各地で演奏予定です。
いちご白書をもう一度 at 日野



そしてこの日は、北海道で繋がった仲間が集合してくれました。
どさんこシスターズ at 日野
右から、現在は関東方面にお住まいのなっちママ、
かつて歌旅座メンバーだったピヨちゃん、
そして北海道から駆け付けてくれた晶子さん。
「東京じゃないみたい!」と賑やかなお三方、
私たちにとっても嬉しいひとときをありがとう♪

翌朝「コロナの間、どうしているかなと思っていました。
みんな無事生き延びたね」
と書かれたアンケートを読んで、
活動できなかった数年間の千社札はじめ全国の皆様からの応援を、
あらためて温かく思い返しました。

歌旅トラック、これからたくさん走らせます。
またお会いしましょうね。
ありがとうございました!


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日本で最も東に位置する根室市。
初めて根室の方々とお会いするまで、
なんとなく静かな町を想像していたのですが、
みなさんとっても明るい。


2月22日5年ぶり根室公演のコンサート写真が
1枚もない旅の記録を、お届け致します。

〈写真①〉
写真①
根室と言えば、花咲がに、ジュンコ大好物の北海シマエビ、
そして日本酒「北の勝(きたのかつ)」!
中でも1月に出されるという搾りたては、
「日本酒は呑むがこれだけは禁酒にしている」という人がいるくらい、
美味しく人を狂わせる貴重なお酒。
根室公演をずっと支えて下さっている
会館事業協会の田中さんより、いただきました!
誇るお酒がある町、羨ましいです♪


〈写真②〉
写真②
公演翌日、野付半島へ寄りました。
陽が差して風もなく、穏やかな天候に恵まれました。
流氷をこんなに近くで見るのは初めて!
凍った湾の上を歩くのも初めて!
北海道に暮らしていながら未体験の楽しみが、まだまだたくさんありそうです。
「次回は氷上ジンギスカンをやろう」とBOSS。
勝央町のタケさん、ご一緒にいかがですか?



〈写真③〉
写真③
野付半島エゾシカ街道、見つめ合う瞳



〈写真④〉
写真④
釣り兄貴の指導で初めての「チカ」釣り体験



〈写真⑤〉
写真⑤
北の勝に「まさる」と愛称をつけて呼ぶ、
中標津のパン屋「ウエストオーブン」& 釣り兄貴、丸田さん。
歌旅座の前身、ジュンコ&チープの頃から応援してくれていて
チープさんのドキュメンタリー映画『セイムオールドストーリー』にも
チープさんを語る証言者として出演されています。




今回の道東は、北海道をくまなく回ろうと旅を始めた頃を思い出す
充実した数日間を過ごすことができました。
厳しい寒さの中、根室公演へご来場いただいたみなさん、
温かい拍手をありがとうございました。

次は5年と空けずにうかがいたいなと思っています。
また元気にお会いしましょうね♪
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もし北海道以外の土地で暮らすなら、奈良もいい。
師走というのに陽だまりの優しさは秋のよう、
そして朝もやのかかる山々の美しいこと。
こんな穏やかな季節を長く味わえるなんて、いい町ですね。
まろやかな関西弁も好きです。

初めての下市町公演は5年前、お隣の黒滝村との共同開催でした。
迎えてくれた温かさは、新鮮に感じるほどだったと記憶しています。
その時お世話になった方が、この度、下市町老人クラブ連合会60周年の機会に
声をかけて下さり、再訪が叶いました。

各地遠くから時間をかけて駆けつけてくれた皆さんは最前列に、
そして前回同様、約400名のお客様!
ジュンコがステージから問いかけてみると、
歌旅座のコンサートは初めてという方が大勢いらっしゃいました。
この周知力、学びたいです。

この日は私達のコンサートだけでなく、健康福祉のイベントも並行して開催、
担当の皆さんは大変忙しい一日だったかと思いますが、
町の方々で賑わう様子はとてもいい雰囲気でした。

下市は「割り箸発祥の町」ということで、
5年前も吉野杉の高級割り箸をいただきました。
もったいなくてなかなか開封できなかったのですが、
調べてみるとその歴史は驚くほど古いのですね。

他にも朝収穫したばかりの柿、柿の葉寿司などなど
町のお土産をたくさん戴きました。
初公演から時が過ぎ、課を移動したにもかかわらず
ご連絡下さった中本さん「ありがとうございました」。
ご来場の皆様、再会を楽しみにしております!


下市町会場
下市町操作席
写真は当日のBOSS目線。あらゆる環境にも対応可能な高齢者。
この日は1368段の金比羅山並の重労働。

他のメンバーは流行り病に気をつけて年内最終公演、旭川へ向かいます。
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奥飛騨温泉郷の古い家屋に、雪がうっすら積もる景色は風情があり、
初雪の儚さと相まって心が踊ります。
札幌に戻れば雪かきに追われる日々が訪れようとしていることなど今は忘れて…。

北海道は広く、町と町が遠いことは十分実感しており諦めがついているのですが、
岐阜県内の移動もなかなか時間がかかるのですね。
会場の奥飛騨総合文化センターは高山市街から45km離れていますが、
今回で3度目の公演には、県内の飛騨市、下呂市、遠くは数時間かけて
中津川市からもお越しいただきました。

帰り際「2回目の時に一緒に来た主人が亡くなってね…」との言葉に
お互い年を取りましたねと、アンケートへメッセージいただいたことを重ねて思い出しました。

旅の始まりは2009年ですから14年という月日が流れているのですよね。
それぞれの人生を生きてこられる中、
「ずっと歌旅座と関わって下さっているんだな」しみじみありがたく思いました。

会館の内藤さん、近藤さん、この度も開催の機会をありがとうございました。
4年前と変わらず迎えて下さって嬉しかったです。
皆様、再会を楽しみにしています!

公演終えて、大相撲九州場所8日目を観戦。
初日から休場していた朝乃山が出場し、大関貴景勝を破りました。
大相撲の盛り上がりにも祝杯を♪

栗きんとん発祥のまち、中津川の方よりいただいた「栗きんとん生食パン」を
みんなでおいしく頬張りながら、晩秋の東海コンサートツアーが終わりました。
次は九州ツアーが待っています!

奥飛騨記念写真
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ロシアの作曲家、ボロディンによるオペラ「イーゴリ公」は、現在のウクライナと、中央アジアの騎馬遊牧民の物語を題材としています。
化学者でもあったボロディンは、あまり多くの作品を残しておらず、このオペラの中の「韃靼人の踊り」は、最も知られているエキゾチックな曲ではないでしょうか。
中央アジアの遊牧民、その暮らしはどんなものだろう…馬のいななき、乾いた草原を走るひづめの音。夜には広い砂漠とゲルで休む彼らを月が照らす。いきいきとした踊り賑やかな市場。
古くはシルクロードの重要な都市として栄えた中央アジア、ウズベキスタンのサマルカンドは、そんな遊牧民と定住民をつなぐ接点となっていたそうです。
「サマルカンドブルー」と呼ばれる青色のタイルで彩られた建築が並び、遠い国だと思わせる魅力があります。
直行便で9時間。札幌から羅臼まで、車で約7時間と思えば近いものですね。
今ステージで弾いている「韃靼人の踊り」は、原曲からの引用はひとつのモチーフのみで、
あとは私とバイオリンが遊牧民かのように、
イメージする景色を巡っています。
公演を重ねて、作った当初より愉しくなってきました。
お客さまにとっても、思い思いの想像が広がる一曲になってほしいなぁと思っています。
そういえば、先月、大相撲春場所で優勝した霧馬山、日本に来る前は遊牧民だったとインタビューで話していました。
大関昇進を願っています!


ナリコ写真
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