北海道歌旅座の旗揚げ9周年、10年目突入記念。
歌旅座にゆかりのある方々からの「特別寄稿シリーズ」、
第4部もいよいよファイナル。
福迫倫太郎くんに登場していただきましょう。
「くん付け」にしたのは、北海道歌旅座の身内だから。
彼は歌旅座の照明スタッフとして、数年前まで寝食をともにしてきた
歌の旅の仲間なのでありました。
現在、大学生の倫太郎くんは、就活真っ最中。
彼が歌旅座オリジナル曲の中でも特に好きな曲のひとつ
「想秋譜」のオマージュとして歌の旅への想いを寄せてくれました。
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10年目のRUN
福迫倫太郎(ふくせこ・りんたろう)
元・北海道歌旅座スタッフ
(東京都 在住)
歌旅座にゆかりのある方々からの「特別寄稿シリーズ」、
第4部もいよいよファイナル。
福迫倫太郎くんに登場していただきましょう。
「くん付け」にしたのは、北海道歌旅座の身内だから。
彼は歌旅座の照明スタッフとして、数年前まで寝食をともにしてきた
歌の旅の仲間なのでありました。
現在、大学生の倫太郎くんは、就活真っ最中。
彼が歌旅座オリジナル曲の中でも特に好きな曲のひとつ
「想秋譜」のオマージュとして歌の旅への想いを寄せてくれました。
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10年目のRUN
「人生歌の旅」
一度家を出れば
長い長い歌の旅路
長い長い歌の旅路
今日の街はどんな色か どんな匂いか
車を降りると 街の風が身体を
吹き抜けていくのを感じる
吹き抜けていくのを感じる
一度旅を始めれば
足を止めることも
振り返ることもしてはいけない
足を止めることも
振り返ることもしてはいけない
ただ前に進むだけ
そう信じてきた
そう信じてきた
一人 二人と
遠くへ行ってしまった仲間たち
夢はいくつ語っただろうか
すべて拾いきれただろうか
遠くへ行ってしまった仲間たち
夢はいくつ語っただろうか
すべて拾いきれただろうか
薄れてた熱い想いが もう一度胸に蘇る
外に出て深く息を吸えば
遠くに聞こえるのは祭りの音
遠くに聞こえるのは祭りの音
目を閉じて思い浮かぶのは
暖かな街の
豊かな賑わい
暖かな街の
豊かな賑わい
旅の途中で大自然を見つければ一休み
水面に跳ねる小石を見て
「我こそは」と競い合う
「我こそは」と競い合う
そんな光景がいつか見た映画のように
懐かしく蘇る
懐かしく蘇る
夢中で登りきった坂の上
辿った道はどんなものだったのだろうか
辿った道はどんなものだったのだろうか
ふと見下ろせば
旅の想い出が
息を切らして駆けてくる
旅の想い出が
息を切らして駆けてくる
10年間の長い長い旅路
行く先に果てなどあるかは分からない
行く先に果てなどあるかは分からない
それでも…...これだけは言える
今はまだゴールじゃない
福迫倫太郎(ふくせこ・りんたろう)
元・北海道歌旅座スタッフ
(東京都 在住)
溺愛する日本酒を後輩からプレゼントされてご満悦なリンタロウ