北海道歌旅座コンサートスケジュール


カテゴリ : ライブレポート

眞宗寺さんでの激しい夜を過ごし、数時間
の軽い睡眠を取り、恒例の『昨夜の記憶』
の答え合わせから始まる朝。
もう大人なんだから、知らない傷を作る
のはやめましょうね、皆さん。
奇跡の起床に成功した一座、函館名物
『ハセガワストアの焼鳥弁当(塩)』を購入して江差港へ向かう。
これがまたうまい。付属の紅しょうがが
抜群に合う。 米の硬さ・塩加減、バランス
言うことなし。
ご当地飯を食べられるのも、旅の醍醐味
です。

ハートランドフェリーに揺られること
2時間弱。奥尻港で手をふる愛すべき
ご夫婦の姿。
奥尻公演は、この工藤ご夫妻なしでは
実現出来ない。
いち建設会社の社長さんが、『町の
みんなが喜んでくれることがしたい』
と、自らが立ち上がりコンサートを
企画してくれている。
今回もまた200名近くの皆さんが足を
運んでくれたのだけど、お二人は
既に来年を見ていた。
行きたくても、手段がないというお年寄り
の為に、マイクロバスを出そうと
目論んでいるのだ。
島民みんなに楽しんで欲しいという
思いが底なしである。
そんなお二人と出会えたことが、私達に
とっての宝物。

雨でグズつく奥尻二日目。
一年ぶりの『奥尻の夏休み』だ。
今年は絶対に魚を捕るぞと意気込み、
フィッシュランドでモリまで入手した
ダル。
ほぉ、そこまで言うのならと、陸では
酢飯と海苔とワサビまでスタンバイ。
あとは新鮮な魚を待つのみ。
その間、工藤さんの奥さんが入手して
きてくれたポップコーンと焼きマシュマロ
で、心を満たす。

_20190728_094043
海の向こうでは、巨大なアザラシ?がモリ
片手に魚達に茶化されている。
すぐそばで鵜が魚をくわえ、ダルを
嘲笑って去っていった。
結果的に、私達は『酢飯巻き』を食べる
こととなった。
包丁を研いで待ち構えていた料理長の
司会太郎は出番をなくし、待ち時間の
長すぎたBOSSは4本もワインを空けて
しまった。
これもまた、意味があるんだろう、
ね、父さん。

_20190728_094003


グズついてただけの雨も本降りになり、
ずぶ濡れで宿へ戻る。
工藤組の皆さんが用意してくれた
バーベキューで、心も身体も満たされ
ていく。ありがたい。
本当にありがたい。

コンサートだけではなく、私達にとっての
『奥尻の夏』をコーディネートして
くれる。
こうしてまた、忘れられない夏のひととき
をサンタさんからもらったのでした。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

夏の道内ツアー、この日の会場は、函館市中島町にあります「眞宗寺」の本堂。
お寺公演は久しぶりです。
各地お寺でのコンサート、以前は連日のように開催していましたが、ここ数年はコンサートホールでの開催がほとんど。

ホールには搬入口があり、機材を出したらすぐに舞台袖に運べ、たとえ外がどんなに暑くても中に入ってしまえばこっちのもの。

しかしお寺の公演は、まずトラックの奥に収納されている平台を、二人一組になって
運び込むこと全部で9枚、ステージを組むところから始まります。
置く場所によって形が少しずつ違う箱馬を配置して、その上に平台が乗せられて行きます。

DSC_1221
必要機材も置き場がないので、ある程度の形ができるまで雑然としています。
つまずき注意。小指の爪をぶつけたりしないよう、スリッパ必須です。
いつもは静かな本堂、ここで暮らす猫達もそわそわ様子を覗きに来たり、
積まれた照明ケースの中に入ってみたり。
DSC_1224
1564055982596
お寺公演が続いていた頃はこの仕込みが普通でしたが、ホールコンサートに
慣れてしまうと、なんだかとっても大変。
取りかかるまでは、宿題が手につかない小学生のような気分。
この日に限って気温も湿度も高く、「原点回帰、原点回帰…」と呟きながら、
汗をふきふき、それぞれの作業を進めます。

4回目となる眞宗寺さんでは、最近加わった新演目「フォークソングの広場」を
お届けしました。
お寺はお客さまとの距離も近く、会場全体が何かに守られているような温かさがあります。
“お寺あるある”、突然ブレーカーが落ちてしまって、照明もスクリーンも音も消えるという
事故もありましたが、一体感のあるいい夜になりました。

待っているのは撤収作業。
でもこれを全てトラックに収納し終えたら、美味しいビールで乾杯です!
お寺の方々にもお手伝いいただいて、本当に助かりました。

前回の懇親会もずいぶん飲んだねという話をしながら時間を過ごし、
それでもやっぱり飲み過ぎてしまう眞宗寺さんでの宴。

ふっと部屋を出ては、次から次へとおいしいお酒を手に登場する伴田住職。
皆様とまた来年もお会いできますように。
ありがとうございました!
1564045024703
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

山陽・近畿・東海のロングランツアーも最終日を迎えることになった。
ツアー締めくくりの公演地は愛知県田原市。
山口県光市からスタートしたこの夏のツアーは直線距離にすると約630km。
地図でみるとこんな感じ。
Screenshot_2019-07-08-18-42-25-1~2
一旦日本海側、太平洋側などに寄りながら東へ徐々にのぼりつつ17公演、
移動日も含め延べ22日をかけて廻ってきた。
地図を辿っていくと公演会場はもちろんながら、あのまちこのまちの景色、
訪れたお店なども頭をよぎる。旅だな~と思う。
こんな観光では味わえない体験が我らの「歌旅ぞ」と実感する。
思えば、このツアーはその前の羽幌・天売・焼尻ツアーもほぼ繋がっていたのだ。
札幌に戻るや否やフェリーに乗り込んだダルとチエはほぼ1ヶ月の旅だ。
焼尻のフェリーターミナルで地元スタッフのFさんに土産にもらった
<天売・焼尻ちょうちん>は、今回のツアーで小道具としてデビュー。
Fさん、使わせて頂いとります♪
1562578724028

ツアーでは場所は変わるとも毎日変わらないことも。
歌旅座メンバーのルーティーン。
今日もこれ、愛車トラック歌旅号の搬入口入りからスタート。
1562579352745
ツアー序盤からゲート不具合が発覚したものの、最終日までよくぞもってくれた、
歌旅号。
ここ田原市は、愛知県の南東部、ほぼ渥美半島全域をカバーするまち。
先端の伊良湖岬の先、対岸の志摩半島との間には三島由紀夫の「潮騒」の舞台となった
神島までフェリーで繋がる。時間があればいってみたいところ。

会場は田原文化会館。
江戸時代には普代大名だった田原藩らしく、ユニークな大名行列をあしらった舞台緞帳は楽しく見応えあり。
1562578706338
客席はあれよあれよといううちにお客さんでいっぱいに。
もちろん「初めまして」の皆さん。嬉しいですね。
本番前の楽屋では、歌旅座のはじめての九州公演からずーっと応援してくれ、
今は静岡県にお住まいのHさんのサプライズも。和みの時間を頂いた。
1562578710388
JUNCOとチエの掛け合いは今日も絶好調。会場が笑顔に。
コンサートは、最後まで盛り上がりを見せていた。
1562578713974
田原市の皆さん、ありがとうございました。
またお会いしましょう。

公演終了後はフェリー組、フライト組に別れ、永らく離れていた北海道の帰路へつく。
充実した旅の思い出にうしろ髪をひかれながら。。

そろそろジンギスカンも、恋しくなってきたなぁ。。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

ごきげんいかがですか。
司会太郎です。

唐突ですが、「中津川」と聞いて何を連想されますか。

音楽好きならきっと、
「中津川フォークジャンボリー」と答えるのでは。
昭和44年(1969)8月9日に第1回目が開催された
ニッポンの大規模野外コンサートの先駆け。
数々の伝説も誕生したと聞いております。

米国の伝説的な「ウッドストック・フェスティバル」よりも
早い開催でしたから、もしかしたら世界初のビッグな
野外音楽フェスティバルだったのかもしれません。
そういう面では、中津川はフォークソング・ファン
聖地と言えるのでしょう。

あっしは中学生の頃にジャンボリーのことを知りました。
どんな内容かは知らなかったのですが、
言葉の響きが好きだったのです。
ある意味で、声に出してみたい言葉なんですね、
「中津川フォークジャンボリー」って。
「ナカツガワ」で細かく刻み、「フォーク」で前進して、
「ジャン」でタメて、「ボリー」で解放される、みたいな。
皆さんも声に出してみてください。


今回、初めて訪れた岐阜県中津川市、
蛭川地区の蛭子座で歌旅座の公演が開催されました。
簡単に言えば、そういうことなのですが、
この日はジャンボリー以外の歴史をいくつも目の当たりにしました。
調べた情報を加えて、順を追ってお伝えしましょう。

起床。
大井ダムのそばの宿で目覚めました。
Dam
この大井ダムは、福澤諭吉の養子で「電力王」と謳われた福沢桃介
木曽川に大正13年(1924)に完成させた「日本初の発電用ダム」。
建造中の資金不足の際には、「日本の女優第1号」と称され、
当時の桃介の伴侶だった川上貞奴が協力したとのこと。
ほら、すでに歴史物語ですね。
なんか、「世界ふしぎ発見」みたいな解説になってしまいました。


公演会場へ行きましょう。
ここ、蛭子座も物語があるんです。
この看板をご覧いただくのが早いでしょう↓
Ebisuza
読めますでしょうか。
岐阜県は「地歌舞伎」が盛んな土地なんですね。
また、蛭子座も時代とともに
地域に親しまれてきたことがうかがえます。

入口前、こういうモニュメントも目を引きましたよ↓
Figure2
歌舞伎役者を象徴的にデザインした石像。
そして↓
FIgure1
歌舞伎独特のメイク、隈取ですね。きっと。
このモニュメントを見て、歌旅座の誰かが
「ソフトクリーム食べたくなった」とつぶやいていました。


そして、蛭子座の全景↓
Entrance
芝居小屋らしい大胆さと簡素ながらも趣のある構え。
お客様が並んでくれています、開場までもう少しお待ちを。


では、建物の中に入ってみましょう。
Empty
芝居小屋の特徴と現代的な広間の良いところどり。
なんか、「渡辺篤史の建もの探訪」みたいな
コメントが続いてしまいました。


お客様、お待たせしました。
開場です。
Audience
ドヒャッとご入場! 満員御礼、感謝感激。

それでは、お楽しみください。
Stage
開演時に照明が暗くなると拍手が響き、
1曲目からいっしょに歌ってくれて、
次の曲のイントロで「おおっ」と、どよめいて。
さすが地歌舞伎の街、舞台の楽しみ方を知っているお客様なんですね。


様々な伝説を思い起こさせてくれて、
古くからの物語に触れることができた中津川公演。
歌旅座の歴史にこの地も加わりました。
必ずや再会いたしましょう。


山陽・近畿・東海、夏のロングラン・コンサートツアー、
残すはあと1箇所となりました。

それでは、ごきげんよう。

(メッシー情報、今回はナシ)






    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

司会太郎の生誕地は北海道日高町。
4月に行った四国は高知県の日高村。
『ヒダカ』もいろいろあるけれど、本日の公演地はここ日高川町(ひだかがわちょう)。
和歌山県の中部に位置する人口約1万人、森林に包まれた山合いの町だ。
〈日本一長い二級河川〉日高川沿いの川辺町、中津村、美山村の3つのまちが合併して発足。
古くからみかんの産地として知られ、旧川辺地区には〈日本一の鮎の養殖場〉があるという。自然豊かですね~

会場に向け紀伊半島を南へ走る。
高速を降りて山道を抜けるとクネクネとした結構な流れと水量のある川が道脇に現れる。
あいにく空は雨模様だが、晴れていたらマイナスイオンに囲まれているのを感じたであろう。
会場の旧中津村にある日高川交流センターのすぐ裏手もそんな日高川だ。
1562158415282-543x435
ロビーには〈紀州備長炭の生産量日本一〉の展示も。
ショーケースに入った細くまっすぐな黒い逸品。
こんな炭を惜しみなく使っての贅沢バーベキューパーティ、してみたいもの。
1562158410678-531x398
昨年10周年を迎えたという素敵なホール。
町内の各地域、近隣市町村からもたくさんご来場を頂いた。
1562158402459-531x398
きっと皆さん楽しみにされていたことでしょう。お待たせしました。
1562158406669~2-531x398
歌旅座もお応えすべく本日も全力で公演をお届け。
昭和のヒットパレードだけでなく、初めてのはずのオリジナル曲「歌旅」、
「歌旅数え唄」も一緒に口ずさんでくれるほどの温かい盛り上がりだった。
1562158396117-531x398

撤収を終え、お土産に頂いた地元の銘菓。
1562158419759-531x398
えーーっ、○ん○ん饅頭!?
失敬💧よく見ると、
「あんちん釣鐘まんじゅう」
歌舞伎や日舞の演目でお馴染みの安珍・清姫伝説の道成寺(701年建立)もこの町にあったのだった。
紀伊国、やはり歴史がすごい。

そして今回行けなかったが上流の清旧美山村にある椿山ダム湖のヤッホーポイント。
ここでは「日本一楽しい山彦」が体験できるのだと。これも日本一。

実は隠れた〈日本一〉づくしのまち日高川町。
ご来場の皆さんの笑顔と共にしっかり頭の片隅に思い出として収納された。
次回は晴れた日の日高川が見てみたい。

またお会いしましょう✋

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

このページのトップヘ



© DMJ, INC. ALL RIGHTS RESERVED.