全国共通コンサート入場券
4月8日までのご支援枚数:1258枚

ごきげんいかがですか。
司会太郎です。

緊急事態宣言が出されましたね。
対象地域のみなさまにお見舞い申し上げます。
でも決して人ごとではないんですよね。
なにせ歌旅座、全国に歌を届けているのですから。

当初、対象地域に北海道も含まれるという報道もあったのですが、
ウチらの知事がその発信元に、
「ナニさらしてけつかんねんッ!」という意味合いの
北海道言葉で抗議したと聞いております。

生意気ですが、すでに緊急事態を経験した道民は
一定の効果があったと感じています。
いっしょに乗り切りましょう。



さて、各地でご縁をつないでくれた人々との
交流や思い出をご紹介する「数え唄紀行」
ここのつまで繋いでまいりました。

今回は、北海道の日高町をご紹介いたしましょう。
なぜならば、この記事上の公演日程を
ご覧いただけたらおわかりのように、
5月17日にこの地でコンサートを開催するからです。

「え、コンサートできるの?」

会場を貸してくれる日高町が「No!」と言わない限り、
現在のところ開催する所存です。

開催日までに状況がどうなるかは不明ですが、
そのための消毒液を購入しました。 
会場の窓も全開にすることでしょう。

そして、地元の方々にもご協力をお願いしています。
そのうち、ご協賛いただいた2組をご紹介いたします。


オアシス in 日高さんという団体が、
日高町富川地区にあります。
地元の有志が集まって様々な社会活動をおこなっており、
歌旅座のコンサートも何度か主催していただきました。
そのメンバーにリカさんとミスズさんというお嬢様がいらっしゃって。
今回の公演はこの御二方のご尽力でスタートすることができました。

こんな状況下でチケット販売もご苦労されているようですが、
リカさんは二つ返事で引き受けてくれて各方面に働きかけてくれています。
もちろんミスズさんも同様ですが、彼女からは面白い話が聞けました。
長年、不思議に思っていた観客のある態度についてです。

ステージから客席を見ていると、大勢が盛り上がっている中で
腕組みをしたままほとんど動かないお客さん、必ず何人かいるんですよ。
「おや? あの人、つまらないのかな」
なんて思っていたんですが、ミスズさん曰く、
「あれはね、音楽にノレないだけなの」
つまりは、ああいう人はリズム感が絶望的に欠けている人なんですと。

手拍子したもんなら音楽にも周囲にも合わせられず、
その上、演者が「さあ、いっしょに歌いましょう!」
と発言しようものなら、
「やめてぐれえッ!」と心の中で絶叫してしまうという、
歌うことさえも悲劇的な境遇にある人でもあると。
ミスズさんご本人がその「絶望悲劇ウーマン」だと告白。真実ですね。

ステージと観客から白眼視され、
あたかも悪魔の申し子のように
自分が忌み嫌われてしまうのを
避けるためにあえて反応しない。
でも音楽やコンサートは大好きだという人は
一定数存在するのだと聞いて
これまでの謎が氷解しましたよ。
こういう人たちの秘密結社があれば、ちょっと楽しい。



つづいて、もう1組のご協力者。
富川中学58年会
ご当地の中学校、昭和58年卒業の人たち。
やはりチケットは売りにくいようですが、
それぞれの仕事の合間に公演を案内してくれています。
みんなそれなりのお年頃。
でも、意外と若く見えるですよ。
特に女性陣は(だから、チケット販売お願いします)。

ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、
ここ日高町富川は、司会太郎の生誕地。
すなわち故郷であります。
母が住まう実家があります。
母の姉2人の家もここにあります。
通称「スパイダー」と呼ばれる姉や、
通称「フェリス」と呼ばれる姪っ子もいて
それぞれ家庭を築いています。
富川中学58年会の面々とは、よくふざけ合います。
富川にて(その1)
頭に奇妙なモノを乗せられて、からかってもらっている司会太郎(2017年・正月)

なかでも、ヒデキ君とは3歳の時からの付き合いです。
この前、歌旅座の愛車、アルフィーのヘッドライトを
特殊な溶液でピッカピカに磨き上げてもらいました。
富川にて(その2)
ピントの合っている右の人物がヒデキ君。頭髪は司会太郎のほうが多い(やはり2017年正月)


ここのつ。
ここに集まる皆様の 笑顔をぎゅっと抱きしめて 

5月17日-北海道日高町公演

ここで紹介しきれない多くのみなさまに
今回の公演をサポートしてもらっています。
開催できることを信じています。
そして、笑顔の花を咲かせたいものです。
本当に、そう願っています。


なお、ご当地に「司会太郎・生誕の地」といった
石碑などは現在、建てられていません。
もしかしたら、内密で計画中かもしれません。

それでは、ごきげんよう。